仕事が順調にいっていて社内やチーム内での活躍が実感できている時はいいのですが、そうじゃない時もありますよね。
「なんかモヤモヤする」ってやつです・・・
そんな時でも、意外に周りからの評価は高かったりするので不思議なのですが、自分の中では充実感が足りないというか将来に不安があるというか。
この手の悩みはエンジニアあるあるなのかもしれませんが、こんな時に実践してみて良かった習慣を紹介していきます。
直近の数ヶ月を振り返る
過去を振り返るのは、後ろ向きな感じがして賛否があるかもしれません。
あの「ドラえもん」もこんな発言をしていますしね。
(散歩途中に見かけたので写真撮っちゃいました)
過ぎた事を悔やんでもしょうがないじゃないか。
目はどうして前についていると思う?
前向きに進んで行く為だよ。
– ドラえもん –
しかし私の経験上、数ヶ月や半年の単位で過去を振り返ってみると、自分のやってきたことを肯定的に捉えることができることに気付いたのです。
実はここ 2 年サボっているのですが、過去にはちゃんと 1 年のスパンで振り返っていたこともあります。
https://saratoga.jp/2018-end/
https://saratoga.jp/2019-end/
職場では週や月単位での振り返りを行っていますが、自分自身の振り返りからはすっかり遠ざかってしまっているという現実。
このままではヤバイっと思って、焦りからこの記事を書いていたりします(笑)
振り返る内容は、別にエンジニアに関連すること(仕事や技術的な内容)じゃなくてもいいと思うのですよね。
・最近読んだ本
・技術的なアウトプット
・プライベートの話題
・抱えている悩みや不安そのもの
これらを書き出すことで、自分が「何も達成していないのではないか」という呪縛から少しは解放されるハズです。
また悩みや不安も実際に洗い出してみると、些細なことだったりちょっとした不満だったり、自己解決しちゃうことも多々あるのではないでしょうか。
職場で周りの人の活躍ばかりが目立つと、ついつい自分の評価を下げてしまいがちですが、そこはチーム全体が活性化したと前向きに考えておきましょう。
最近読んだ本
本を読んでない人はネットの記事でもいいと思うのですが、自分で一覧化できていれば大丈夫。
買って満足で終わってしまうことが多い私も、今年に入ってからそこそこ本を読んでいます。
一定数が溜まったので、レビューは別の記事に抜き出してみました。

技術的なアウトプット
一番の精神安定剤はこれです。
業務で覚えたことや、調べる過程で得た知識など、TIPS 的なことでもいいので情報発信することです。
自分用のメモ(備忘録)にもなるし、もしかするとその情報を見に来た誰かに役立つことがあるかもしれません。
このブログもそんな意味合いから始めたものですが、実は同じ職場の人達の助けになった経験もあります。
職場では Qiita や Zenn で「LGTM」や「いいね」がたくさん付くような記事を求められるかもしれませんが、個人的にはそんなものには興味がありません。
ただ、自分の備忘録を残しておく自己満足記事でいいのです。
最近気になった技術
気になった技術や話題などもまとめておくと後から役に立つときがあるかもしれません。

https://saratoga.jp/apple-subscription-grace-period/
Java
最近は久し振りに Java 関連の技術に触れているので、勉強がてらまとめています。
https://saratoga.jp/java-aws-sdk-cognito/
https://saratoga.jp/java-jwt-json-web-token/
https://saratoga.jp/logback-setting/
https://saratoga.jp/maven-repository-artifact-github/
https://saratoga.jp/gradle-jar/
https://saratoga.jp/mockit-java-static-final/
TerraformでFargateを構築してGitHub Actionsでデプロイ!Laravel編
買って満足して読んでないというお決まりのパターン。
(いつか読む時がくるハズ)
ちょうど Terraform をがっつり触る作業から遠ざかっちゃったんですよね。
しかも ECS(Fargate)から EKS への全面移行があり、PHP(Laravel)とはもう何年も疎遠な状態で・・・。
本来なら、発売当初に買って目を通しておくべき本だったのですが。
プライベートの話題
プライベート、特に嬉しかったことに絞れるといいですよね。
内容は人それぞれ違うと思いますが、さすがに数ヶ月の間に 1 つも「良いことがなかった」という人はいないでしょう。
(いたらゴメンなさい)
KPT や GKWT などの一時的な振り返りと違って、できれば書いたことを後から読み返せる内容が理想です。
将来的に同じような状況に陥った時に、少しでも心の隙間を埋めてくれるのが狙い。
よって些細なことを SNS に投稿すると言うよりは、ブログなどに具体的な出来事を書き留めておくことの方がマッチしています。
私の場合はこんな感じですね。
・良さげなコーヒー屋を見つけた
・テニス生活が充実している
MASAKI COFFEE ROASTERY(真崎珈琲焙煎所)
すっかりフィルターを使ってのコーヒー生活も定着してきました。
このお店に出会わなければ、お湯を注ぐだけのインスタントコーヒー生活が続いていたでしょう。
それも悪くないのですが、やはりリモートワークや休日に飲むコーヒーにはこだわりたいものです。
こちらは別の記事に抜き出しましたので、興味があればご覧ください。

テニス
時々テニスについての記事も書いているのですが、最近はテニスのお誘いが増えて嬉しい限りです。
誘ってもらってばかりで申し訳ないので、参加できる限りはどこへでも・・・。
(チャリで行ける範囲でお願いします)

あと、テニススクール内で開催される試合も楽しくて充実しています。
外部の試合に行くとコテンパンにやられるのですけどね・・・。
(強い人たちはどんなテニス生活送ってるんだろ)
きっと学生時代からやってる人が多いのかな。

抱えている悩みや不安
IT 系のエンジニアなら、多かれ少なかれ仕事で悩むことがあると思います。
職場の環境や周りの仲間に恵まれれば充実した日々が送れますが、何かとストレスを感じることもありますよね。
・自分のスキル不足
・やたらと短い納期で追い込まれる
・コミュニケーション不足
自分のスキル不足
あなたにも、食わず嫌いな技術ってありませんか?
どうしても好きになれない言語や技術、なぜかそういった作業が自分に割り振られる。
私は障害対応(調査)や運用など、バリバリなエンジニアが敬遠したくなるような作業は逆に好きなんですけどね・・・。
素直に自分のスキル不足を認めればいいのですが、こんな風に思っちゃう時があるのです。
「もっと得意な人に振ったらいいのに」
「誰がこの作業をやった方が効率的か、依頼する人はちゃんと把握しているのだろうか」
最初から「できない」「やりたくない」という思いを捨てて、できないなりに真剣にトライすることが大事。
結果的にできちゃうことの方が大半だったりするのですが。
(悪いイメージが先行しすぎる)
やたらと短い納期で追い込まれる
一番の高ストレス
仕様理解や調査からじっくり入りたいのに、2 日でできるでしょみたいな適当に工数が決められている作業。
仕事中も、行き返りの電車の中も(最近はリモート多いけど)、夕食後のひと時も、お風呂の中でも、お布団の中でも・・・。
意外と次の日にアッサリできちゃったというケースも少なくないのですが、無駄にモヤモヤしないといけない仕事は嫌ですよね。
作業開始前にじっくりと話し合ってスタートさせたいところです。
コミュニケーション不足
めっちゃ個人的な感想ですが、距離感がなかなか縮まらない人っていますよね。
まず、こっちから話し掛けないと会話をする機会すら作れそうにない人・・・。
・相手から挨拶はしない
・反応が悪い
・笑顔がない
・チャットだと饒舌
めっちゃ偏見で申し訳ないけど、開発現場でそう感じる人は少なくありません。
(挨拶不要説もあるけど納得はしてない)
ただ継続して話し掛けていくと、ようやく心を開いてくれたりするので悪い人ではないのは間違いない。
自分が初対面得意なだけで、人見知りの人の気持ちがわかってないだけなのでしょうか。
そんな自分が一番の地雷だったりして・・・。
まとめ
路頭に迷いそうなエンジニアに必要だと思うことを書いてみました。
実際に振り返って書き出してみると、意外にポジティブなことってあると思いませんか?
仕事でうまくいかない日があったとしても、短期間だけで自分に悪い評価を下してしまうと悪循環に陥ります。
特にリモートワークが当たり前となった今、コミュニケーションを取る機会も減っていますしね。
もちろん本当に仕事で困ったことがあれば、積極的に周りとコミュニケーションを取っていくことは必要です。
しかし、ちょっと落ち込んでいるだけとかであれば、直近の何ヶ月かを振り返ってみて心の中をリセットしてみましょう。
「勉強不足の分は、まあ、有り余る才能で」
元棋士の「橋本崇載」さんが言うように、このくらい楽な気持ちでいきたいですね。