キャリア指数

キャリア指数の偶数枠・奇数枠は回収率に直結するのか

キャリア指数について、さらに回収率を向上できないか調べてみました。

キャリア指数について詳しく知らない方は、先に以下のページをご覧ください。

5年連続で回収率100%を超えるキャリア指数の実力

その中で、単純ではあるものの比較的効果の高そうなファクターを発見しました。

それは「馬番」です。っと言っても番号ではなく「奇数番」と「偶数番」です。

これはキャリア指数に関係なく、一般のレースにも当てはまることですが、ゲートに後から入れられる偶数番の方が有利と言われています。

枠番確定前の陣営のコメントや、レース後のジョッキーのコメントからも「後入れがいいから偶数番」という言葉がよく聞かれますよね。

では、実際にキャリア指数上位馬を偶数番に絞ると成績がどのように変わるか検証していきます。

偶数番に限定すると母数が減ってしまうので、複利馬券で運用するなら無理に馬番で絞らなくてもいいかもしれませんが、さらに複利馬券で運用してみたいと思われている方はページの最後で紹介するバイブルを参考にしてください。

2018年の成績

まずは 2018 年の成績を使って、偶数番と奇数番、そして最後に枠入りとなる大外枠について調べてみます。

以下がそのデータになります。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 19.9% 47.5% 139% 99%
奇数 21.6% 45.5% 116% 87%
大外 19.7% 49.2% 57% 83%

結果、奇数番に比べると偶数番の回収率は良いことが分かります。

ただし、勝率や複勝率を見るとほとんど差がありませんので、単複以外の馬券種については紐からは外さない方がいいでしょう。

奇数枠は悪くないのであまり比較はできませんが、もしかするとキャリア指数で対象外にしているダートのレースでも何か見られるかもしれません。

よって、記事の最後にダートのレースの分析も紹介しておきます。

2019年の成績

2019 年の全レースが終了しましたので、あらためて偶数番と奇数番、そして最後に枠入りとなる大外枠について調べてみます。

回収率の良かった夏競馬、成績の落ちた秋競馬、これらを含めてどう変化したでしょうか。

2018 年で好調だった偶数枠・奇数枠、そして成績の悪かった大外枠は回収率はどうなったでしょうか。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 23.4% 47.4% 112% 101%
奇数 20.7% 46.3% 87% 76%
大外 19.2% 42.5% 163% 88%

やはり、的中率にそこまでの差は出ていないものの、奇数番に比べると偶数番の回収率は良いことが分かります。

これはキャリア指数 1 位の馬に使える第 2 のファクターといってもいいかもしれません。

指数 2 位以下の馬にも適用してみたいですね。

逆に大外枠の成績が飛躍的に上がりましたが、大外枠は母数が少ないので 2018 年と 2019 年の成績だけでは評価できません。2019 年は単勝 7000 円台の馬が 1 頭勝っているので、ここまで回収率が上がっていますが、芝のレースで大外枠は嫌っておきたいですよね。

よって、まずは偶数と奇数だけで考えておくのがベターです。

指数順位別の成績

偶数枠の成績が良いことは分かりましたので、指数 2 位以下の馬にも適用できる条件なのか検証します。

ここでも傾向が見られれば、連複馬券などの精度もアップが期待できそうです。

こちらは、2018 年から 2019 年までの 2 年間の成績になります。

指数2位

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 15.5% 37.8% 73% 76%
奇数 15.3% 38.9% 84% 82%
大外 18.7% 42.0% 70% 74%

指数3位

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 11.3% 31.7% 81% 80%
奇数 11.8% 34.2% 88% 83%
大外 9.8% 33.6% 71% 65%

指数4位

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 11.4% 31.4% 89% 81%
奇数 10.7% 32.2% 100% 82%
大外 9.5% 25.4% 62% 76%

指数5位

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 8.2% 26.2% 66% 69%
奇数 7.3% 27.8% 52% 76%
大外 11.5% 31.1% 76% 75%

評価

予想に反して、偶数枠の回収率が有利とは言えませんでした。

逆に奇数番の方が成績が良いようにもみえます。

これを見ると、指数 1 位の馬についても安易に偶数番を評価するのは危険なのかもしれません。

うーん、難しい・・・。

ダートレースの成績

ダートレースにおいて、奇数と偶数で成績に差が出たら、キャリア指数の馬券対象として扱えるデータが新たに出てくるかもしれません。

ダートレースの指数については要望が多かったため、非公式に以下のページで紹介しています。

キャリア指数の高回収率フィルタで除外されたダートレース

では、ダートレースのデータを馬番で絞ってみます。

対象レースは 2018 年と 2019 年の 2 年間としました。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
偶数 17.1% 34.6% 102% 72%
奇数 16.3% 34.4% 70% 79%
大外 15.7% 37.9% 57% 68%

キャリア指数の足を引っ張っていたダートですが、偶数枠については別でした。

2019 年 5 月までのデータでは、単勝回収率 89% とそこまで強く言える数字ではありませんでしたが、最終的には 100% 越えまで持ってきました。

母数も 1600 レース程度あるので、信頼できるデータです。

偶数枠ならダートレースの指数 1 位の馬も軸にできる可能性は秘めていると言えるでしょう。ただし、的中率は芝に比べると高くないので要注意です。

大外枠が奇数になる場合もあるので、大外枠はあまり鵜呑みにしない方がいいですが、偶数番の場合は見捨てないようにしましょう。

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