仕事

ITエンジニアが腸内環境を整えるために実践していること

最近、周りのエンジニア仲間にも健康を意識する人が増えてきました。

疲れが抜けにくくなった

年齢を感じるようになった

これくらいはまだかわいいものですし、ちょっと言ってみただけ的な感覚ですよね。

そもそも 30 歳を超えたくらいで言うんじゃないよって説教したくなるケースもしばしば。
(自分もその頃はそうだったかもw)

しかし中には、家族にピロリ菌感染者がいたことが発覚して、自分も胃の調子が悪いなっと思って検査してみたらピロリ菌を持っていたなんて人まで・・・。

私も、いわゆるアラフォー(35歳~44歳くらい)に差し掛かったくらいから、体質が変わってきていることは実感しています。

そんなこともあり、これまでに実践した健康法や現在進行形の取り組みについて紹介したいと思います。

生活リズムを大きく狂わせた悪しき習慣

人生の中で不摂生な生活をしていたなって思う期間はこれまでに二度ほどあります。

大学時代の一人暮らし
フレックス制度の会社での夜型生活

大学生の一人暮らしで生活時間が狂うのはよくある話。ここは若さでどうとでもなります。

最近は「フレックスタイム」や「コアフレックス」という言葉を聞かなくなりましたが、この制度は必要な時にうまく活用しないと完全に夜型人間になってしまうリスクがあります。

特にリモートで仕事 OK だったのが逆に夜型に拍車をかけてしまったかもしれません。

10:00-19:00 ベースの仕事を、私用にあわせて 9:00-17:00 にしたり半休にしたり、自宅からのリモート作業にしたりと、臨機応変に切り替えれる制度のある会社が増えてきたのを実感していますが、ここが上手く使えるかがポイントになりそうですね。

主な体調不良

社会人になって、入院をするような病気に掛かったことはありません。

実を言うと、風邪やインフルエンザなどウイルス性の疾患になった記憶もないくらいです(笑)

じゃあ健康でしょって思われるかもしれませんが、あくまでもウイルス性の疾患がないだけですからね。

実際に 20 代の頃は便秘がヒドく、30 代半ばからは温熱性蕁麻疹の症状も出てきました。

便秘については 1 週間くらいお通じがなくても苦しさはなかったので、便秘だってことを気にしなければ生活に支障はない程度だったでしょうか。

温熱性蕁麻疹は現在でも原因がわからないままですが、長年の睡眠負債やテニスを始めたことによる体質の変化、何かしら体が反応していることに間違いはありません。

これまでにも、健康について試したことを以下の記事でも書いているので興味があったら読んでみてください。

自律神経の乱れを整える10個のアドバイス30 歳半ばを過ぎてからテニスを始めたことで、体力や筋力が付いてきて体調面が充実するかと思っていましたが、意外なことに疲れが抜けにくくな...
小麦抜きの生活で仕事やプライベートのパフォーマンスは向上する?大袈裟なタイトルに聞こえるかもしれませんが、以前「長生きしたけりゃパンは食べるな」という本を読んで、そのころ悩んでいた皮膚疾患(温熱性蕁...

便秘について

便秘を改善しようと思ったキッカケはフリーランスになった頃にさかのぼります。

これからは自分で健康診断に行かなきゃっと思い、検診を受けた先の病院の漢方外来に興味を持ったのが始まりでした。

結果的に漢方治療で毎日快便になることはなかったのですが、これが漢方薬や健康情報に興味を持ち始めるキッカケとなったのは間違いありません。

ちなみに、ここ 10 年の間に腸炎を経験して大腸カメラ検査を 2 回やっています。

初めての大腸検査の時は、検査の前に腸を空にしたこともあったのか、検査後の約 4 ヶ月ほどは驚くほど毎日快便でした。

やはり胃腸を休めることと、腸内が空になった時に善玉菌を積極的に育てることが、腸内改善への近道だと感じています。

なぜか 2 回目の検査の後は、それほど便通の症状に変化はありませんでした。

1 回目は大腸カメラ検査が終わってからも翌日までは軽めの食事にしていましたし、「抗生物質」「胃薬」「整腸剤」の組み合わせの処方が良かったのかもしれません。

胃腸を休めること

ついついガッツリ食べてしまって、後から後悔することってありますよね。

せっかくの美味しいものを無理して我慢することはないですが、お腹の減り具合と相談しながら量は調整しておきたいところです。

そりゃ、ラーメン屋で美味しそうなチャーハンがあればセットで注文したくなっちゃいますよね。

量もそうですが、三食を決まった時間に食べるよりもお腹が減った時に食べるのがベストだと聞きました

しかし仕事をしている人は出勤前の朝の時間も限られますし、お昼休みもそこまで時間幅に余裕はありません。

だから、毎日同じリズムで生活することが大切なのでしょうね。

腸内改善のために実践していること

最近実践しているのが「味噌汁」です。

普段からランチ(ほぼ外食です)や夕食(ほぼ自宅)では飲む機会がありましたが、この味噌汁を朝食に飲むことを実践しています。

12 袋入りで 98 円という格安ですが、味噌本体を買った方がもう少し経済的かもしれませんね。

味噌汁を飲むことの主なメリットは以下の 2 つ。

発酵食品なので腸に良い
体が温まる(冷やさない)

普段から朝食で和食を食べている人はそのままでいいと思いますが、私は菓子パンやシリアル食品を食べることが多かったので、少し物足りないかもしれませんが味噌汁を飲むようにしています。

最近は東京への出張が多いのですが、そこでも朝の味噌汁は積極的に飲むように心掛けています。

特にこれから秋や冬へと季節が進んでいくので、体を温めるのも好都合です。

味噌汁が飲める渋谷でオススメのホテル

ちなみに最近のホテルは、健康や災害対策など世間の反応に敏感な施設が増えているなって感じます。

私が出張する際は以下のホテルに宿泊することが多いのですが、アパホテルは確かフロント付近に味噌汁缶の販売ポップが貼ってありました。東急ステイは朝食ビュッフェに置いています。

整腸剤やサプリメントについて

整腸剤や腸内サプリメントはこれまでにいくつも試してきましたが、これといった効果を感じたものはありませんでした。

現在はアサヒが出している「新ラクトーンA(スギ薬局ではビオファインという名前で販売)」を時々飲むくらいです。

「新ビオフェルミンS」と同じ 3 種類の菌が配合されているのですが、パッケージを見るとそれぞれの菌の含有量が多いのですよね。

しかし、整腸剤よりも自律神経や睡眠の方が今では大事だと思っていますので気休め程度といったところでしょうか。

まとめ

健康と言いながらも主に腸内環境の改善について紹介してきました。

これまでは他にも多くの健康法を試してきましたが、今は大きく下記の 3 つに注目していて、その中でも腸内改善を最優先課題としています。

腸内改善
自律神経の乱れの改善
睡眠の改善

自律神経と睡眠は、普段の仕事だったり生活リズムがあるので、計画的に取り組まないと長続きが難しそうです。

よって、まずは食事を意識した腸内環境の改善からスタートさせています。

腸内も自律神経や睡眠と関連はあると思いますが、消化がよく腸に優しいものを取り入れつつ、暴飲暴食を避けることが目標です。

いきなり大きな目標を立てて失敗するよりも、無理なく変えていけるところから始めた方が長く続けられそうです。

この記事は以下のブログを読んで、私も実践していることを残しておこうと思ったのが書いたキッカケです。

先日オライリーからヘルシープログラマーという書籍が出て話題になりましたが、ITエンジニアのなかには朝遅く夜も遅い、腰痛い、肩凝った、目が疲れた、残業しんどいなど、不健康な人も多い印象があります。

不健康エンジニアが3ヶ月だけ食事に気をつけたら心も体も健康になれた話

健康の定義は人それぞれですし、体調や疾患についても個人差があります。

これをやっておけば正解というものはありませんが、間違った健康情報に騙されることなく、ストレスのない程度に気になっている症状を改善していけるといいですね。