実践

メビウスの方程式はG1レースだけでも勝てるのか?

これまで、メビウスの方程式の理論と、1 番人気が負ける可能性の高いレースについて紹介してきました。

しかし、G1 レースや重賞など大きなレースしか馬券を買わないという人には少々ハードルが高い部分もありました。

そこで今回は、2019 年の秋の G1 レースにおいて、メビウスの方程式で的中の楽しさと利益が得られるのか検証してみました。

上記のページで説明した通り、1 番人気が勝ちにくい条件を狙って対象レースにするかどうか判断しますので、そこはご了承ください。

1 レース 5000 円の利益が出る想定で資金分配をして取り組んでいきます。

複利馬券や馬券の理想的な資金管理について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。

スプリンターズS

スプリンターズ S の 1 番人気は単勝オッズ 2.8 倍のダノンスマッシュでした。

1 番人気の単勝オッズが 2 倍以上なので期待度の高いレースですが、1,2 番人気の馬のオッズが僅差だっただけに直前まで選択が難しいレースだったかもしれません。

資金配分

・2番人気(2.9倍):6900円
・3番人気(6.2倍):3300円
・4番人気(8.9倍):2300円
・5番人気(14.9倍):1400円
・6番人気(15.7倍):1300円

勝ったのは 2 番人気のタワーオブロンドンで、15200 円の投資に対して 20010 円の払い戻しです。

想定通り約 5000 円の利益になります。

利益:5,000円

秋華賞

秋華賞の 1 番人気は単勝オッズ 3.5 倍のダノンファンタジーでした。

2 番人気のカレンブーケドールが 5.6 倍なので、馬券の買い目の構築は難しい人気割れのレースですが、メビウスの方程式的にはラッキーなレースです。

資金配分

・2番人気(5.6倍):2600円
・3番人気(6.5倍):2300円
・4番人気(6.9倍):2200円
・5番人気(9.6倍):1600円
・6番人気(13.5倍):1100円

勝ったのは 4 番人気のクロノジェネシスで、9800 円の投資に対して 14560 円の払い戻しです。

想定通り約 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 2 連勝で、約 1 万円の利益です。

利益:10,000円

菊花賞

菊花賞の 1 番人気は単勝オッズ 2.2 倍のヴェロックスでした。

2019 年の秋の G1 は今のところ 1 倍台のダントツ人気がいないので、すべてメビウスの方程式の対象レースとして採用できます。

ここはヴェロックスが押し出された人気なので、2 番人気以下のチャンスも多そうです。

1 番人気と 2 番人気のオッズ差が大きいと、投資金額が少なくて済むので、一番理想的なレースと言えます。

資金配分

・2番人気(6.0倍):2100円
・3番人気(6.5倍):2000円
・4番人気(9.6倍):1400円
・5番人気(10.5倍):1200円
・6番人気(14.9倍):900円

勝ったのは 3 番人気のワールドプレミアで、7600 円の投資に対して 12600 円の払い戻しです。

想定通りピッタリ 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 3 連勝で、約 1.5 万円の利益です。

利益:15,000円

天皇賞・秋

天皇賞・秋の1 番人気は単勝オッズ 1.6 倍のアーモンドアイでした。

オッズが 1 番人気の勝率が高いゾーンなので、ここは 2 ~ 6 番人気を狙うのは分が悪いレースになります。

よって馬券購入を我慢してスキップするのが無難です。

資金配分

・2番人気(3.4倍)
・3番人気(9.5倍)
・4番人気(18.7倍)
・5番人気(19.1倍)
・6番人気(20.0倍)

結果的にアーモンドアイが圧勝しました。

ルールに従ってパス(見)できるかどうかがポイントですね。

エリザベス女王杯

エリザベス女王杯の 1 番人気は単勝オッズ 2.5 倍のラヴズオンリーユーでした。

オークス以来の出走でしたが、ここまで無敗ということもあり押し出された 1 番人気と言えそうです。

2 倍を超えているのでメビウスの方程式としては対象レースとなります。

資金配分

・2番人気(3.5倍):4700円
・3番人気(5.4倍):3100円
・4番人気(7.7倍):2200円
・5番人気(20.8倍):800円
・6番人気(21.3倍):800円

勝ったのは 3 番人気のラッキーライラックで、11600 円の投資に対して 16450 円の払い戻しです。

想定通り約 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 4 連勝で、約 2 万円の利益です。

利益:20,000円

マイルCS

マイル CS の1 番人気は単勝オッズ 2.4 倍のダノンプレミアムでした。

天皇賞秋でも上位に入り、そこからの距離短縮で人気を集めるのも納得です。

ただ、オッズが 2 倍を超えているので 2 番人気以下にもチャンスは多く、メビウスの方程式としては対象レースとなります。

資金配分

・2番人気(3.9倍):3600円
・3番人気(6.4倍):2200円
・4番人気(9.3倍):1600円
・5番人気(15.5倍):1000円
・6番人気(17.6倍):800円

勝ったのは 3 番人気のインディチャンプで、9200 円の投資に対して 14080 円の払い戻しです。

想定通り約 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 5 連勝で、約 2.5 万円の利益です。

利益:25,000円

ジャパンC

ジャパンカップの 1 番人気は単勝オッズ 4.2 倍のレイデオロでした。

実績馬ではあるものの近走では気性の問題なのか、実力が発揮できないレースが続いていました。

ここは大混戦で人気が大きく割れており、最後まで 1 番人気が判断できない難しいレースでした。

結果的には 1 番人気のオッズが 2 倍を大きく超えているので、あとは 1 番人気になる馬を直前まで見守るだけです。

資金配分

・2番人気(4.3倍):4700円
・3番人気(5.1倍):4000円
・4番人気(6.2倍):3300円
・5番人気(10.5倍):2000円
・6番人気(15.4倍):1400円

勝ったのは 3 番人気のスワーヴリチャードで、15400 円の投資に対して 20400 円の払い戻しです。

想定通り 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 6 連勝で、約 3 万円の利益です。

利益:30,000円

チャンピオンズC

このレースも大混戦で、今の日本のダート界を背負う馬たちがトップジョッキーを従えて登場してきました。

JRA の G1 実績馬、地方交流の覇者がたくさんいて、予想通りオッズもかなり割れました。

よって、メビウスの方程式の出番ですね。

結果的には 1 番人気がゴールドドリームになり、単勝オッズも 3.5 倍と 2 倍を大きく超えてきました。

ただ、クリソベリル、インティ、オメガパフューム、チュウワウィザードと上位人気が割れすぎて、軍資金としてはそこそこ大きくなるというパターンです。

資金配分

・2番人気(4.4倍):5800円
・3番人気(4.7倍):5500円
・4番人気(6.1倍):4200円
・5番人気(6.7倍):3900円
・6番人気(20.4倍):1300円

勝ったのは 2 番人気のクリソベリルで、20700 円の投資に対して 25520 円の払い戻しです。

想定通り約 5000 円の利益になります。

これで秋の G1 は 7 連勝で、約 3.5 万円の利益です。

次は 2 歳戦ですが、競走馬のキャリアなどには左右されない馬券術ですので当然勝負です。

利益:35,000円

阪神ジュベナイルF

想定以上にリアアメリアが人気し、1 番人気で単勝 1.8 倍というオッズを付けました。

よって、今回の秋の G1 シリーズの企画では対象外となりスルーします。

結果としては 4 番人気のレシステンシアが単勝 11.2 倍という高配当で圧勝しました。

もしメビウスの方程式を使って 2~6 番人気の単勝を購入していれば的中でしたが、ここは最初に決めたルールを尊重しましょう。

ただでさえ、対象レースを多くするために 2 倍という閾値にしているわけですから、無理にリスクを増やす必要はありません。

しかし、本当は 2 連敗した後に、大きく取り戻すようなパターンを紹介したかったのが本音なので、次の朝日杯と有馬記念が外れて、最後のホープフル S で負け分以上に取り返す結果を期待したいと思います。

朝日杯フューチュリティS

前の週の「阪神ジュベナイルフィリーズ」でリアアメリアが負け、不穏な空気の中、ダントツ人気になりそうなサリオスの単勝オッズが 2.0 倍まで上がりました。

今回のルールにギリギリマッチしましたので、ここも 2~6 番人気の馬の単勝で勝負します。

相手筆頭はタイセイビジョンですが、前走が 1400m なのでそこだけが不安。レッドベルジュールはディープインパクトらしい末脚が魅力ですが、今の阪神の馬場はどうでしょうか。

資金配分

・2番人気(5.8倍):2200円
・3番人気(5.9倍):2200円
・4番人気(8.8倍):1500円
・5番人気(12.6倍):1100円
・6番人気(18.0倍):800円

結果、サイオスが強い競馬で 2 馬身半差の快勝でした。

メビウスの方程式を使ったこの秋の G1 レースで、初めての不的中となりました。

馬券資金が 7800 円なので、トータルは約 2.7 万円のプラスで次へ持ち越しです。

しかし、次のレースで今回の損益 7800 円を上乗せして取り返すのが、このメビウスの方程式の真骨頂なので有馬記念が楽しみです。

利益:27,000円

有馬記念

香港遠征の回避や、引退レースとして有馬記念を選択した馬が多く、今年は豪華メンバーとなりました。

熱発で香港カップを止め、有馬記念への出走を決めたアーモンドアイの調整がどうかも気になります。コーナーの多い中山もですけどね。

引退レースとなったリシュグラシューはレーン騎手を 1 日限定で呼ぶという特例で本気度がうかがえます。

凱旋門賞帰りの馬は例年は不発なことが多いですが、今年のフィエールマンやキセキはどうでしょうか。

しかし、アーモンドアイの単勝オッズが 1.5 倍となってしまい、今回のルールでは対象外となりました。残念ですが次のホープフル S に期待しましょう。

もし、アーモンドアイの単勝オッズが 2 倍だった場合に、2 番人気以下を購入する際の参考金額だけ試算しておきます。

資金配分

・2番人気(6.7倍):3600円
・3番人気(7.8倍):3100円
・4番人気(13.4倍):1800円
・5番人気(17.5倍):1400円
・6番人気(18.4倍):1400円

「朝日杯フューチュリティS」で 7800 円のマイナスでしたので、そのマイナス分の補填と今回の利益 5000 円を狙います。

よって、単勝オッズから算出される買い目ごとのオッズは上記の通りです。

結果、2 番人気のリシュグラシューが勝ったので、払い戻しが 24120 円となり、投資金 11300 円を差し引くと約 1.3 万円のプラスです。

これで前回のマイナス 7800 円もチャラとなり、さらに 5000 円の利益を出したことになります。

しかしルール上、今回はアーモンドアイのオッズが 2 倍未満なのでなかったこととします。

ホープフル S でこれが再現となることを期待したいですね。

ホープフルS

2019 年の締めくくりは 2020 年のクラシックを占う 2 歳戦。

ここはコントレイルの 1 倍台のオッズが予想されましたが、福永ジョッキーが嫌われたのか、2019 年の馬券の負けを取り返そうとした人が人気馬を嫌ったのか、単勝の最終オッズは 2.0 倍となりました。

ギリギリ、この記事で書いているサンプルのルールにマッチするので、2 番人気から 6 番人気の単勝を購入することにしましょう。

上でも書いていますが、1 番人気が飛ぶ確率の高いオッズで勝負するのがメビウスの方程式の推奨条件なので、本来はもう少しリスクを軽減させてください。

資金配分

・2番人気(3.7倍):9800円
・3番人気(6.9倍):5300円
・4番人気(7.2倍):5100円
・5番人気(16.0倍):2300円
・6番人気(37.2倍):1000円

結果、朝日杯フューチュリティ S のサリオスの時と同じく、単勝 2.0 倍の馬の勝利となりました。

残念ながらメビウスの方程式を使った秋の G1 のこのルールでは連敗ということになります。

投資金は 23500 円で、黒字だった約 27000 円から差し引くと、最終収支はプラス 3500 円程度になります。

やはり 2.0 倍というオッズを閾値にしたのは少し無理があったようですね。

プラスで終えたことは良かったですが、有馬記念の例のように、不的中の後の取り返し方を見せたかったのに、そのパターンにならず残念です。

2020 年の春の G1 も、もう少し閾値を上げてサンプルとして紹介できたらと思います。

利益:3,500円

まとめ

2019 年の後半の G1 レースにメビウスの方程式の理論を取り入れてみました。

1 番人気が勝つ可能性の少ないレースを狙うとはいえ、1 番人気の馬に勝たれてしまうこともあります。

しかし、連敗確率の少ない理論だけに次のレースで取り返せる可能性が高いところに安心感を感じますよね。

今回は 1 番人気の単勝オッズが 2 倍以上の場合で取り組んでみましたが、当然もっとオッズが高い方が 1 番人気の負ける確率は上がります。

軍資金や希望額(1レースにおける利益)と、1 番人気に勝たれてしまうリスクをうまく計算して取り組みましょう。

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