最初は運動不足解消のためにテニススクールに通いだした人も、テニスが楽しくなってくると試合に出たくなりますよね。
しかしスクールによっては、スクール内の試合イベントが充実していないところもしばしば。
また普段からスクールに通わずテニスサークルの活動が主な方は、自治体が開催している市民大会などを目標にすることが多いでしょうか。
今回は、大阪市や周辺の自治体のテニス協会が開催している試合会場についてまとめてみましたので紹介します。

大阪市や周辺の主な試合会場
テニス協会が主催している試合は春と秋に開催されることが多いですが、大阪市では頻繁に行われているイメージがあります。
また試合に参加するには、各自治体のテニス協会への登録が必要になるので注意が必要です。
テニススクールが練習の中心となっている方はあまり情報が入ってこないので、普段から自治体のレンタルコートを利用してそうな知り合いを増やしておきたいですね。
逆に各自治体の OPAS(オーパス)の対象となっているテニスコートで練習されている方は、情報も入ってきやすい傾向にあると思います。
そもそも、そのテニスコートが試合会場になっていたりしますしね。

では、試合会場となっているテニスコートを紹介していきます。
(庭球場はわかりにくいため、テニスコートという言葉に置き換えます)
大阪市
大阪市は人口も多く、試合会場として最適なテニスコートも多いため、会場が 4 箇所あります。
それぞれ最寄り駅がどこになるのか、駅から徒歩何分なのか、テニスコートの位置など事前に把握しておきたいところですね。
靱はハードコート、それ以外はオムニコート(砂入り人工芝)になります。
・ITC 靱テニスセンター
・鶴見緑地テニスコート
・長居テニスコート
・南港中央テニスコート
吹田市
吹田市は「万博記念公園」内にある万博テニスガーデンのアンツーカーコートが主な開催会場となります。
(オムニコートもありますがアンツーカーの方が数が多いですね)
雨天などの予備日で南正雀テニスコート(砂入り人工芝)が使用されるケースもあるようです。
(2023年春現在)
・万博テニスガーデン
・南正雀テニスコート(予備使用)
豊中市
豊中市は「ふれあい緑地」にある、マリンフード豊中テニスコート(砂入り人工芝)が主な会場となります。
服部緑地公園内にもテニスコートがたくさんありますが、あれは大阪府の管轄なので豊中の市民大会の会場になることはなさそうです。
・マリンフード豊中テニスコート
ITC靱テニスセンター
「試合会場はわかったものの、試合会場までの行き方や具体的な場所が知りたい」
「試合当日に慌てないように、事前に試合会場を見ておきたい」
そんな思いに応えて、試合会場を実際に下見してきました。
ITC靱テニスセンターの最寄り駅
靭公園にあるテニスコートですが、最寄駅(本町、阿波座、肥後橋)からは少し歩くことになります。
駐車場もありますが、車で来場される方は周辺駐車場の空き具合や、道中の混み具合も考慮しておくといいですね。
[地下鉄]
四ツ橋線(本町駅 28番出口)
御堂筋線(本町駅 28番出口)
中央線(阿波座駅 1番出口)
千日前線(阿波座駅 9番出口)
なお梅田方面から電車で行かれる方は、四ツ橋線(西梅田駅)から本町まで行くのではなく、1 つ手前の四ツ橋線(肥後橋駅 7番出口)から歩いてもいいかもしれません。
また御堂筋線の本町駅から歩くと、四ツ橋線方面の 28 番出口まで歩くことになるので、そこそこの距離を覚悟しておいた方がいいですよ。
28 番出口まで地下で行けますが、駅構内を長々と歩き続けることになります。
京阪中之島線(中之島駅)から歩けなくもないですが、自分が間違いなく辿り着けそうなルートで移動できるとベターですね。
テニスコートまでのルート
ちなみに本町駅の 28 番出口から地上に出た場合、ITC 靭テニスセンターまでは大きく 2 つの行き方があります。
・靭公園方面に歩いて公園の中を横切る
・靭公園と ITC 靭テニスセンターの間の道(なにわ筋)を南下する
この 2 つのルートが正解というわけではないですが、シンプルでわかりやすいかなと思います。
公園内を歩いた方が、イベントが開催されていたり出店があったりと楽しいですが、1 つだけ注意点があります。
それは公園の隅っこみあるアンツーカーのテニスコート。
ITC 靭テニスセンターのセンターコートがある会場とは違うので、間違えないように注意しましょう。
ラケットを持った人に安易に付いて行かないように気を付けたいですね。
ITC 靭テニスセンターの敷地内には、交番と神社があるので、これが 1 つの目印になると思います。
センターコートのある建物が見えたら一安心ですね。
ITC靭テニスセンターの施設
センターコートの建物とアウトドアのハードコートの間に事務所の建物があり、そこの地下に更衣室があります。
全部で 16 面のハードコートがあり、センターコートは一般の人でも予約可能です。
(以前、テニスベアのイベントで利用したことがあります)
センターコート(1面)
サブセンターコート(1面)
ハードコート(14面)
頻繁にオープンクラスの試合などが行われているコートですが、コートも観客席もキレイに保たれています。
競技者よりも高い位置から観戦できるので、見やすくていいなっと感じました。
センターコートは観客席がすごく多いので、大きな試合の決勝戦などで使われることが多いのでしょうか。
一般予約でも値段はそれほど高くないようでした。
ITC 靭テニスセンターの公式サイトは以下をご覧ください。
鶴見緑地テニスコート
鶴見緑地公園(花博記念公園 鶴見緑地)の中にあるテニスコート。
大阪メトロ(地下鉄)長堀鶴見緑地線の「鶴見緑地」駅が最寄り駅になります。
駅を出たらすぐに公園。
[地下鉄]
長堀鶴見緑地線(鶴見緑地駅)
駅の出口も 1 つだけなので迷うことはありません。
公園の古い案内地図に要注意
実際に行ってみて気付いたのですが、公園内の看板が新旧 2 種類あるのです。
そして古い方の案内地図がアテにならない・・・。
まずは、駅から少しまっすぐ歩いた先にある全体地図。
テニスコートは右下の位置にあり、近くに 2 つの球技場があることがわかります。
そして駅方面から行くと、プールの奥側となります。
これが罠で、実際にはテニスコートと球技場の間には道が通っており、プールの奥ではなくプールの前を通るだけでした。
また、この現在地付近に「鶴見緑地湯元 水春」という天然温泉施設があるのですが、それが記載されていません。
そりゃ初見だと迷うわ・・・
来た道を戻ってめっちゃ汗だくになったので、試合当日に初めて来る場合は要注意です。
公園の新しい案内地図
そして帰りに見つけた新しそうな案内地図。
全体的な地形は同じなのですが、テニスコート周辺の地図が詳細になっていますね。
古い案内地図にはなかった道もキレイに再現されています。
最初からこれを見つけていれば、テニスコート管理事務所の存在にすぐに気付いたでしょう。
そして、その道を入った奥にあるテニスコートにも。
鶴見緑地のテニスコート
テニスコートは奥まったところにあり、周りには何もなくて静か。
手前に 4 面ほどコートがあるのですが、その奥に残りの 8 面が存在します。
その奥に何もなさそうに見えるのですが、勇気を出して歩いていくと・・・。
テニスコートの案内図がなかったら、その奥に 8 面もあるなんて気付かなかったかも。
テニスコートは 12 面ともすべてオムニ(砂入り人工芝)で、フェンスや照明塔はサビサビですが、コートの状態は悪くなさそう。
「花博記念公園 鶴見緑地」の公式サイトは以下をご覧ください。
長居テニスコート
長居公園にあるテニスコートで、大阪メトロの最寄駅(長居)から少し北に歩くことになります。
駅周辺は意外にもビジネス街といった感じでお店も多いです。
[地下鉄]
御堂筋線(長居駅 1番出口)
[JR]
阪和線(長居駅 東口)
長居公園周辺の地図
長居公園の良いところは公園内に飲食店があること。
テニスの帰りや予定よりも早く着いてしまった時に、そこで時間を潰したり休憩するのも良さそう。
個人的には「桜珈琲」のモーニングがお気に入りです。
スペシャルティコーヒーが飲めて、モーニングセットもコスパ最高。
長居テニスコートの施設
寄り道はさておき、地下鉄の 1 番出口がテニスコートへの最短ルートとなります。
出口を上がって北上すると、右手にセレッソ大阪の本拠地である「ヤンマースタジアム長居」が見えます。
スタジアム方面に行かずにさらに北上するとテニスコートの看板が。
なんだか「クマに注意」の看板があってもおかしくなさそうな雰囲気ですね(笑)
ここを右に曲がるとテニスコートやテニススクールの受付の建物があります。
テニスコートは全部で 8 面。
奥側のコートへ行くための導線がいまいちですが、後から拡張した感じなのかな。
施設はコンパクトながら、エアコンも効いていてソファーでゆったりできます。
更衣室とシャワーも完備されているので、近所の人は羨ましいな。
「長居公園」の公式サイトは以下をご覧ください。
まとめ
大阪市内や周辺地域で開催されるテニス協会の試合会場を紹介してきました。
・ITC 靱テニスセンター
・鶴見緑地テニスコート
・長居テニスコート
普段から該当のテニスコートで練習されている方や、市民大会に慣れている方にとっては当たり前の話でしょう。
ただ初めて市民大会などに参加される方は、試合だけでなく集合時間までに会場へ到着することが最初のハードル。
試合に集中して楽しめるように、会場までのアクセス方法は余裕をもって把握しておきたいですね。