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「誰にも教えたくない」1番人気の勝率がガクっと落ちる条件

前回、的中率 70% の精度を高めて、2 番人気以下の単勝馬券を購入する理論について記事にしました。

しかし、2 回に 1 回以上の的中が期待できる「的中率70%」でも、レースに外れる不安の方が大きかったりしませんか?

上記の検証ページでは、2 連敗の確率が 9% ちょっと、3 連敗の確率が 2% 後半あることをお伝えしました。

前者は 10 回に 1 回、後者でも 100 回に 3 回くらいはこの連敗を味わう可能性があるということです。

よって今回は、さらに 1 番人気の馬が負ける(勝てない)可能性の高い条件を、なるべく多くの母数を用いて分析していきます。

すぐに計算を試したい方は以下のサイトでどうぞ。

別途、1 番人気馬の勝率が高い順にコースを並べたデータも作成してみましたので、こちらも参考にしてください。

オッズ別の勝率

まずは復習になりますが、1 番人気の単勝オッズ別の勝率を見ていきましょう。

なお、この記事で使用するデータは、2018 年 1 月から 2019 年 9 月 1 日までの全 5,851 レースを対象とします。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1.0~ 1.4 62.5% 90.9% 80% 95%
1.5~ 1.9 45.3% 78.2% 77% 86%
2.0~ 2.9 32.2% 66.2% 77% 83%
3.0~ 3.9 21.5% 52.3% 71% 78%
4.0~ 4.9 16.2% 39.1% 69% 68%

オッズが低ければ低いほど、勝率も比例して高くなっています。しかし、1 倍台前半でも勝率はたったの 62.5% しかないのも驚きです。

残りの 40% 近くは、2 番人気以下の馬が勝つというわけです。

では、まずはシンプルに「芝」と「ダート」で分けて差があるのかどうか確認してみましょう。

まずは芝からです。

一概には言えませんが、1 倍台前半については全体と同じくらい、1 倍台後半では少し勝率が下がります。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1.0~ 1.4 62.5% 92.2% 80% 95%
1.5~ 1.9 43.2% 78.1% 74% 86%
2.0~ 2.9 35.0% 67.0% 84% 84%
3.0~ 3.9 20.8% 51.5% 69% 76%
4.0~ 4.9 20.1% 44.3% 86% 77%

続いてダートです。

1 倍台のオッズでは勝率がアップしました。ダートでは抜けた人気の馬の信頼度がより高いということですね。

逆に 1 番人気が 4 倍を超えるような混戦だと、信頼度はグッと下がります。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1.0~ 1.4 63.3% 91.7% 81% 98%
1.5~ 1.9 46.8% 78.4% 80% 87%
2.0~ 2.9 29.4% 65.0% 71% 82%
3.0~ 3.9 22.1% 52.7% 73% 79%
4.0~ 4.9 11.8% 32.5% 52% 55%

メビウスの方程式で堅実に資金を増やすならダートの方が狙いやすいかもしれませんね。

競馬場別の成績

突然ですが、「夏競馬」はお好きですか?

得意な人、苦手な人、大きく分かれる季節ですよね。

「中山」「東京」「阪神」「京都」に比べると 1 番人気がコケるイメージが強いのではないでしょうか。

ここからは 1 番人気の単勝オッズ 2 倍以上に絞って、さらにフィルタリングできる条件を見つけていきたいと思います。

全体の成績

全体でみると、「京都」と「福島」以外の競馬場では勝率が 25% を超えています。

さすがに単勝オッズ 2 倍以上の条件だけあって、勝率 30% にせまる競馬場はあっても超えるところはありませんでした。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
札幌 29.8% 55.6% 79% 74%
函館 29.9% 65.9% 81% 88%
福島 22.9% 54.7% 65% 77%
新潟 26.5% 58.7% 77% 82%
東京 28.7% 60.6% 80% 82%
中山 28.5% 59.7% 78% 81%
中京 27.3% 57.3% 75% 78%
京都 24.8% 61.2% 66% 80%
阪神 28.4% 58.7% 76% 77%
小倉 26.8% 58.1% 73% 79%
東開催 27.1% 58.9% 76% 81%
西開催 26.7% 59.1% 72% 79%
中央開催 27.5% 60.1% 75% 80%
ローカル 26.8% 58.0% 75% 80%

先ほどは大きな違いは見られませんでしたが、ここから「芝」と「ダート」で勝率に差が出てきます。

芝の成績

「京都」や「福島」では勝率は伸びませんが、他の競馬場では勝率 30% 越えが出てきます。

よってダートに絞ることで、1 番人気が来ない確率の高いレースを狙える可能性があります。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
札幌 34.8% 60.7% 90% 80%
函館 31.0% 63.8% 89% 87%
福島 24.3% 54.1% 72% 76%
新潟 30.0% 58.7% 87% 84%
東京 32.8% 63.1% 91% 85%
中山 30.8% 63.3% 83% 87%
中京 28.9% 58.4% 82% 81%
京都 25.3% 61.1% 67% 79%
阪神 29.8% 58.4% 76% 75%
小倉 26.7% 58.1% 71% 79%
東開催 29.9% 60.3% 85% 83%
西開催 27.6% 59.1% 73% 78%
中央開催 29.6% 61.5% 79% 81%
ローカル 28.7% 58.5% 80% 81%

ダートの成績

ではダートの成績を見てみます。想像通り、芝と比べると勝率はグッと下がっています。

これなら、ダートのレースで 1 番人気の馬の単勝オッズが 2 倍を超える時に、2 番人気以下の馬が狙いやすくなります。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
札幌 23.3% 48.8% 65% 66%
函館 28.4% 68.4% 73% 88%
福島 18.7% 51.5% 50% 71%
新潟 23.8% 58.6% 70% 82%
東京 25.1% 58.4% 70% 80%
中山 26.2% 56.6% 72% 76%
中京 25.1% 56.2% 68% 77%
京都 24.1% 60.7% 66% 81%
阪神 28.0% 58.8% 78% 79%
小倉 27.4% 57.0% 78% 79%
東開催 24.3% 56.9% 68% 78%
西開催 26.0% 58.6% 72% 79%
中央開催 25.8% 58.6% 71% 79%
ローカル 24.4% 56.7% 67% 78%

やはり、メビウスの方程式で堅実に資金を増やすならダートの方が狙いやすいかもしれませんね。

各競馬場とも、芝よりもダートの方が 1 番人気の成績が落ちるので、単勝 2 倍以上の時はダートに絞るべきです。

クラス別の成績

ここではクラス別の単勝 1 番人気の成績を見ていきます。

これまでの分析で、ダートに絞った方が 2 番人気以下の単勝が狙いやすいことがわかりました。

そこで、ダートだけに絞ってデータを紹介しようと思ったのですが、2勝クラス(1000万下)以上になると状況が少し異なります。

また、3勝クラス(1600万下)や重賞は母数が少ないので、ここは比較しにくい数字となります。

まずは芝の成績を見ていきましょう。

芝の成績

「未勝利」と「新馬戦」の成績がいいですね。単勝オッズ 2 倍以上で勝率 32% 以上あるのは、他のファクターで絞った時と比べると優秀だといえます。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
新馬 32.1% 59.1% 84% 77%
未勝利 32.4% 64.1% 88% 86%
500万下 27.2% 59.3% 73% 80%
1000万下 25.4% 57.0% 68% 76%
1600万下 25.3% 58.9% 72% 81%
OPEN特別 31.4% 58.1% 94% 83%
重賞 31.0% 55.7% 92% 80%

ダートの成績

こちらは、「未勝利」と「新馬戦」の成績がガクンと下がります。1勝クラス(500万下)もダートの方が数字は悪いですが、そこまで大きな差はありません。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
新馬 20.4% 50.5% 52% 67%
未勝利 23.9% 60.8% 64% 80%
500万下 26.1% 56.9% 74% 79%
1000万下 27.9% 55.7% 78% 79%
1600万下 30.5% 61.0% 88% 84%
OPEN特別 19.0% 47.6% 60% 69%
重賞 26.1% 60.9% 70% 84%

メビウスの方程式で狙うとしたら午前中のダートレースということになりますね。未勝利戦ならダートの 1 番人気の勝率は高そうですが、それは単勝 1 倍台の馬が圧勝する印象が強いからですかね。

2番人気以下の成績

では、ダートの「新馬戦」「未勝利戦」で 2 番人気以下の勝率はどのくらいあるでしょうか。

1 番人気の勝率を下げる条件を見つけても、2 番人気以下で的中率の高いゾーンを狙っていかなくてはなりません。

純粋に、1 番人気の単勝オッズに関わらず、人気順の成績を見てみましょう。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 31.1% 66.2% 67% 82%
2番人気 19.7% 51.6% 80% 81%
3番人気 13.7% 43.9% 84% 83%
4番人気 9.6% 32.7% 83% 77%
5番人気 6.3% 25.5% 72% 77%
6番人気 6.1% 22.5% 92% 85%
7番人気 3.7% 15.1% 83% 75%
8番人気 2.2% 12.4% 50% 74%
9番人気 2.8% 10.6% 101% 84%
10番人気 1.6% 7.2% 87% 81%
11番人気 1.2% 4.9% 90% 72%
12番人気 0.9% 3.8% 83% 61%
13番人気 0.6% 2.3% 82% 58%
14番人気 0.5% 1.6% 53% 46%
15番人気 0.3% 1.1% 77% 31%
16番人気 0.5% 0.8% 91% 45%

1 番人気の馬の勝率は 31.1% ありますが、単勝オッズを 2 倍以上に限定すれば、ここまで説明してきたようにグッと下がります。

よって、残りの約 75% の中から美味しいゾーンを狙っていきます。

この表で見る限り 2~6 番人気の合計が 55.4%、1 番人気のオッズを考慮すればもっと高くなるハズです。

では早速、1 番人気の単勝オッズが 2 倍以上の場合に限定してみましょう。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 23.6% 59.6% 62% 79%
2番人気 21.5% 52.7% 85% 81%
3番人気 14.2% 43.5% 79% 80%
4番人気 10.3% 34.0% 79% 75%
5番人気 7.5% 27.0% 80% 76%
6番人気 7.1% 22.9% 100% 81%

2 ~ 6 番人気の合計勝率は 60.6% となります。

では 1 番人気の単勝オッズが 2.5 倍を超える場合はどうなるでしょうか。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 20.4% 54.9% 61% 77%
2番人気 19.5% 50.2% 77% 78%
3番人気 14.5% 43.2% 76% 79%
4番人気 11.5% 35.2% 85% 78%
5番人気 8.8% 28.5% 89% 80%
6番人気 7.7% 24.8% 104% 86%

それでも 62% なので、なかなか 1 番人気の牙城は崩せません。

ここまでくると、あとは 1 番人気の不安要素、2 番人気以下のプラス要素を考慮しての取捨選択ですね。

1 番人気が新人ジョッキーだったらとか、年間 10 勝もしないジョッキーだとか、人気馬での取りこぼしが多いジョッキーとかですね。

ジョッキーばかりですみません(笑)

もちろん、ここに距離適性(距離延長だったら嫌うとか)、厩舎の成績がいまいちで体調管理が万全ではないのではないかと疑ってみたり、追加できるファクターは少なくないと思います。

それでも勝たれてしまったら、馬が強かったとして次のレースで頑張りましょう。

一度、1 番人気の単勝オッズが 2 倍以上、ダートの「新馬戦」「未勝利」で、リアルタイムにオッズと資金分配ができる仕組みを作ってみたいと思います。

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