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逃げ先行馬の距離短縮は本当に有利なのか

先行馬の距離短縮については、昔から「Mの法則」でも人気となっていたこともあり、私も一時期「距離短縮」について調べていました。

短縮ショッカーを継承した逆ショッカーの的中率と回収率

しかし一概に、逃げ・先行馬の距離短縮が有利にはたらくとは限りません。

ここでは、逃げ・先行馬の距離短縮について、良い傾向と悪い傾向を調査してみたいと思います。

もちろん、距離短縮馬を一定の条件で狙って複利馬券で稼ぐ方法は今でも有効なので、興味のある方はページの最後で紹介するバイブルを読むことをオススメします。

前走距離別の特徴

前走からの距離変動の成績を見てみると、同距離と距離短縮は同じくらいの的中率、距離延長に関しては数値的に悪くなる傾向があるようです。

前走から距離が伸びた
前走から距離が短くなった
前走と同じ距離

以下は 2019 年の 3 月 24 日までの芝・ダート全レース(814レース)の前走距離別のデータです。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
同距離 8.2% 24.9% 72% 77%
今回延長 5.9% 17.9% 60% 62%
今回短縮 6.9% 20.6% 89% 69%

単勝回収率からも、距離短縮馬を 1 着で狙うには有利に思えるのですが、他のスピードのある馬に前に入られてしまい逃げ先行ができないケースということも考えられます。

逆に差し馬の場合は、追走に苦労して直線で伸びないイメージが思い浮かびます。

よって逃げ先行馬を狙っていこうと決めたレースにおいては、確実に前に行けるだろうという視点で、距離延長馬を積極的に採用していくという方法もありかなと考えています。

距離短縮とまったく逆の発想ですね。

実際に前走逃げて距離短縮してきた馬は、今走でも逃げれた場合は好成績ですが、逃げれなかった場合は的中率も回収率もかなりヒドいです。

距離延長馬への期待

距離延長馬に関しては、距離が延びることでスタミナ的に不安な可能性もありますが、逆に前走よりも確実に前にいけるというチャンスを秘めています。

また、前走で中団ぐらいからレースを進めていた馬にも、距離が伸びることで今走では先行できる可能性が出てきます。

後方に置かれる可能性も低くなるので、今走で前に行く馬を狙うということに限れば距離延長の馬は 1 つポイントといえるでしょう。

特に狙っていきたいポイントは、前走で逃げ先行した馬が距離延長で走ってくる場合、前走がハイペースだったかどうかになります。

前走がスローペースなのに先行して苦しくなったのなら、今走もちょっと期待はできません。逆に前走がハイペースだった場合は、今走の期待値もグっと上がります。

「ハイブリッド競馬新聞」など、前走のペースや前半後半のペース差など、詳しく掲載しているデータもあるので、そういったところに着目して予想することで精度も上がってきます。

ハイブリッド指数1位の馬のデータ分析

少しだけ面倒な作業にはなりますが、安易に距離差だけで判断するのではなく、前走のペースも含めてチェックすることで穴馬を見つけるチャンスが生まれてきます。

距離延長は嫌われているファクターなので、他の人とは違った視点で考えるのも面白いですよ。

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