テニス

あなたは大丈夫?テニスの試合で困らないタイブレークのルール

初級者
初級者
試合のルールで 6-6 になったらタイブレークって書いてあるけど、タイブレークってどうやるんだろう
初級者
初級者
最初のサーブってアドサイドからスタートであってましたっけ?
初級者
初級者
サーブってアドサイド・デュースサイドの順番だったよね?

タイブレークのルールは何となく知ってるけど、経験する機会が少なくて知識が怪しいっと感じてませんか?

試合に参加するようになると、ルール上、タイブレークが用意されているケースが多いです。

いざタイブレークに突入した時に、ルールが不安でゲームに集中できなくなったら本末転倒ですよね・・・。

ここではタイブレーク時のサービスの順番やチェンジエンド(コートチェンジ)について紹介していきます。

タイブレークに突入する条件

私がよく参加する試合では、「6 – 6」になったらタイブレークとルールに明記されています。

6 ゲーム先取で行われる試合なのですが、この 6 ゲーム先取には「2 ゲーム以上差をつける」という条件が隠されているのですよね。

要するに、以下のゲーム数ではゲームセットとならないわけです。

・6 – 5
・5 – 6

例えば自分が勝利する場合、2 ゲーム以上の差をつけている必要があるので、試合終了時は以下のようなスコアとなります。

・6 – 4
・6 – 2
・7 – 5

「6 – 5」までもつれた場合、「7 – 5」として勝ちを掴むか、「6 – 6」に追いつかれてタイブレークになるかのどちらかということですね。

開催される試合によって、「5 – 5」でタイブレークや、完全に 6 ゲーム先取(タイブレークなし)など、ルールが異なりますので注意してください。

タイブレークのやり方

タイブレークは、通常のゲームと少しルールが異なります。

・スコアは 1, 2, 3… と数える
・7 点先取した方が勝ち(ただし 2 ポイント差以上をつける必要がある)
・スコアが 6 の倍数の時にコートチェンジする

上記だけ見ればすぐに覚えられると思いますが、一番ややこしいのがサーブを打つ順番です。

例えばダブルスで、A さんと B さんペア、X さんと Y さんペアが対戦していたとしましょう。
(AB チームからのサービス)

通常のゲームでは、ゲームごとにサーブを打つ人が決まります。

ゲーム数 サーブ
1 Aさん
2 Xさん
3 Bさん
4 Yさん

(5 ゲーム以降、A, X, B, Y の繰り返し)

しかしタイブレークは、最初の 1 ポイント目を A さんが、2, 3 ポイント目を X さんがサーブを打つことになります。

しかも、サーブを打つ場所が通常ゲーム時と異なるので注意が必要です。

また、サーブを打つ場所の名称を覚えておくといいですね。

一般的には、コートの右側からのサーブをデュースサイド(フォアサイド)、左側をアドサイド(バックサイド)と呼んでいます。

ポイント数 サーブ サイド
1 Aさん デュースサイド
2 Xさん アドサイド
3 Xさん デュースサイド
4 Bさん アドサイド
5 Bさん デュースサイド
6 Yさん アドサイド
7 Yさん デュースサイド
8 Aさん アドサイド
9 Aさん デュースサイド

(以降、X, B, Y, A の繰り返し)

1 ポイント目だけデュースサイドから打ち、あとはアドサイド・デュースサイドの順番を繰り返します。

シングルスの場合も同様で、B さんを A さんに、Y さんを X さんに置き換えてもらえば大丈夫です。

ここまでのルールを覚えておけば、タイブレークは不安なく消化できるでしょう。

まとめ

テニスにおけるタイブレークについて簡単にまとめてみました。

・6 ゲーム先取は 2 ゲーム以上の差をつけて成立する
・タイブレーク時はサーブを打つ順番やサイドに気をつける

タイブレークに突入すると、お互いに勝利にリーチが掛かっている状態なので、ルールよりもプレイに集中したいですよね。

よって、試合に参加する前にタイブレークのルールを把握しておくことをオススメします。

ダブルスの場合はお互いが覚えておけばバッチリですし、シングルスでわからなくなった場合は素直に相手に聞きましょう。

スコアの数え方は、過去に以下の記事を書いたので参考にしてみてください。

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