JavaでJNIを使ってみる(3)

JavaでJNIを使ってみる(3)

記事一覧JavaでJNIを使ってみる(3)

前回、「JavaでJNIを使ってみる(2)」で Cygwin 上での dll 作成をまとめました。今回は、Linux と MacOS 上でライブラリを作成します。まずは、オブジェクト(.oファイル)を作成します。

$ gcc -fPIC -g -I${JAVA_HOME}/include \
-I${JAVA_HOME}/include/linux \
-c sample.cpp

続いて、Linux の動的共有オブジェクト(.soファイル)を作成します。

$ gcc -lstdc++ -shared -o libsample.so sample.o

Linux 上で、JDK1.5.0_13(Update13)を使用してネイティブコードを実行すると下記のエラーが出ます。

# java sample
Exception in thread "main" java.lang.UnsatisfiedLinkError: 
/usr/local/jdk1.5.0_13/jre/lib/i386/libsample.so: Can't load IA 32-bit .so on a IA 32-bit platform
    at java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Native Method)
    at java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(ClassLoader.java:1751)
    at java.lang.ClassLoader.loadLibrary(ClassLoader.java:1668)
    at java.lang.Runtime.loadLibrary0(Runtime.java:822)
    at java.lang.System.loadLibrary(System.java:993)
    at sample.(sample.java:6)

そこで、JDK1.5.0_09(Update9)にバージョンダウンしてみます。古いバージョンのモジュールは「古いJDKのモジュール」を参考にして下さい。詳細はまだわかりませんが、JDK1.5.0_10(Update10)から内部的に何かが変わったみたいです。わかり次第お伝えしようと思います。

JDK1.5.0_09(Update9)では問題なく実行が可能です。

次に、MacOS 上でのライブラリの作成です。Linux 同様に、オブジェクト(.oファイル)を作成します。

$ gcc -fPIC -g -I${JAVA_HOME}/include -c sample.cpp

続いて、動的共有オブジェクト(.jnilibファイル)を作成します。MacOS では jnilib というファイルにしないと実現できないようです。

$ gcc -lstdc++ -bundle -o libsample.jnilib sample.o

あとは、java コマンドで実行すると動作が確認できます。

参考カテゴリ

オススメ記事

最新の投稿やよく見られているのオススメ記事一覧です。

新しいぐるなびAPIで飲食店の店舗情報取得

過去に作成した「ぐるなびAPI」のプログラムや、ぐるなびの Web Service が新しくなったこともあり、API からの情報取得プログラムを書き換えてみました。 以前の記事は下記になります。 ・ ぐるなびAPIで...

WebAPI

>>記事を確認する

NginxのFastCGIキャッシュで白い画面がキャッシュされる

以前から、トップページにアクセスすると、レスポンスステータスは 200 で返ってくるのに、画面に何も表示されない現象が稀に見受けられたので調査してみました。 さすがに機会損失にも繋がるということで、...

Nginx

>>記事を確認する

Laravel5.4の認証ユーザーのパスワードハッシュについて

Laravel で用意されている認証モジュールを利用する際、ユーザーモデル(User.php)経由で登録されるパスワードのハッシュ方法について調べてみました。 Laravel 上ではパスワード文字列を bcrypt() のヘルパー...

PHP / Laravel

>>記事を確認する

Laravel5.4のコントローラコンストラクタでAuth::user()が取得できない

Laravel5.4 で認証を通したアクセスに対して、コントローラのコンストラクタでユーザモデルの値を取得しようと思ったら、なぜか Auth::user() の値が取得できなくて悩みました。 public function __construc...

PHP / PHPフレームワーク / Laravel

>>記事を確認する

NginxのHSTS(HTTP Strict-Transport-Security)の設定

「Let's Encrypt」のおかげで、全サイト SSL 化していますが、これまで nginx の設定では、http のアクセスがあった場合に https に 301 リダイレクトさせていました。 この場合、Googlebot に http のアク...

セキュリティ / Nginx / SSL

>>記事を確認する

GoogleMapのAPIキーの認証情報にリファラURL設定

昔は API キーを指定することで、JavaScript で GoogleMap が表示できていましたが、何年か前に、そのキーに対して認証情報の追加が推奨されました。 新規で発行する場合は必須になっているかもしれませんが...

Web全般 / WebAPI

>>記事を確認する

AmazonLinuxでApache2.4+php7.1+Laravel5.5

先日、「 VagrantでCentOS6.9のイメージを使う 」の通り、CentOS6.9 には Apache2.4 と PHP7.1 で Laravel のフレームワークが使える環境を構築しました。 ただ、将来的には AWS かつ Amazon Linux 上で動か...

Apache / PHP / AWS / PHPフレームワーク / Laravel

>>記事を確認する

AWSの無料利用枠内で複数サイトをサクサクと運営する方法

MySQLでテーブル定義を取得

似たような構成のテーブルを作る時に、今までは mysqldump コマンドで -d オプションを付けて実行していました。 これでも十分に要件は満たせるのですが、MySQL のコンソールからサクっと出したい場合もある...

データベース / MySQL

>>記事を確認する

Poderosa5の登場と文字色と背景色

新しい PC を購入したので、久し振りに Poderosa のインストールをしたのですが、Poderosa-Terminal として最新バージョンの 5 が 2016 年に登場していました。 これ、職場でもインストールしてみたのですが...

Windows / ツール

>>記事を確認する