JavaでJNIを使ってみる(4)

JavaでJNIを使ってみる(4)

記事一覧JavaでJNIを使ってみる(4)

前回、「JavaでJNIを使ってみる(3)」で JNI の簡単な使い方についてまとめましたが、実際に作った Java のサンプルプログラムとヘッダファイルの紹介です。今回は、下記の 4 つのメソッドを実装しています。

1.C++ 側で生成した文字列を表示する
2.引数で渡した 2 つの文字列を連結して表示する
3.引数で渡した数値に適当に数値を足して表示する
4.引数で渡したバイト配列から部分的にバイト文字を置換して表示する

Java のソースコードは以下の通りです。

public class JniSample {

    // JNIモジュールのロード
    static {
        try {
            System.loadLibrary("JniSample");
        } catch (Exception e) {
            System.out.println(e.getStackTrace());
        }
    }

    // ネイティブメソッド
    native public String getWord();
    native public String getWordParam(String str1, String str2);
    native public String getNumber(int num);
    native public void getByteWord(byte arrByte[]);

    // メイン
    public static void main(String[] args) throws Exception {

        // インスタンス
        JniSample jniSample = new JniSample();

        // getWord()呼び出し
        System.out.println(jniSample.getWord());

        // getWordParam()呼び出し
        String msg = jniSample.getWordParam("ABCDE", "FGHIJ");
        System.out.println(msg);

        // getNumber()呼び出し
        System.out.println(jniSample.getNumber(5));

        // getByteWord()呼び出し
        byte arr[] = new byte[5];
        StringBuffer sb = new StringBuffer("");

        for (int i = 0; i < arr.length; i ++) {
            arr[i] = (byte)(i + 1);
        }

        jniSample.getByteWord(arr);

        for (int i = 0; i < arr.length; i ++) {
            sb.append(arr[i]);
        }

        System.out.println(sb.toString());
    }
}

javah で生成したヘッダファイルは以下の通りです。

/* DO NOT EDIT THIS FILE - it is machine generated */
#include <jni.h>
/* Header for class JniSample */

#ifndef _Included_JniSample
#define _Included_JniSample
#ifdef __cplusplus
extern "C" {
#endif
/*
 * Class:     JniSample
 * Method:    getWord
 * Signature: ()Ljava/lang/String;
 */
JNIEXPORT jstring JNICALL Java_JniSample_getWord
  (JNIEnv *, jobject);

/*
 * Class:     JniSample
 * Method:    getWordParam
 * Signature: (Ljava/lang/String;Ljava/lang/String;)Ljava/lang/String;
 */
JNIEXPORT jstring JNICALL Java_JniSample_getWordParam
  (JNIEnv *, jobject, jstring, jstring);

/*
 * Class:     JniSample
 * Method:    getNumber
 * Signature: (I)Ljava/lang/String;
 */
JNIEXPORT jstring JNICALL Java_JniSample_getNumber
  (JNIEnv *, jobject, jint);

/*
 * Class:     JniSample
 * Method:    getByteWord
 * Signature: ([B)V
 */
JNIEXPORT void JNICALL Java_JniSample_getByteWord
  (JNIEnv *, jobject, jbyteArray);

#ifdef __cplusplus
}
#endif
#endif

参考カテゴリ

オススメ記事

最新の投稿やよく見られているのオススメ記事一覧です。

AmazonLinuxでEC2起動時にスワップ領域の割り当てに失敗

EC2 起動時のスワップ領域割り当てですが、これまでは以下の記事を参考に、/etc/rc.local を使って行っていました。 ・ Amazon EC2(Linux)のswap領域ベストプラクティス しかし、最近になって、EC2 イン...

>>記事を確認する

【5分でできる】Laravel5.4から5.5へバージョンアップ

Laravel5.5 がついにリリースされたので、5.4 ベースで作っていたものをバージョンアップしてみました。 composer.json の以下の部分を 5.5.* に変更するだけですが、依存関係のパッケージも問題なくアップデ...

>>記事を確認する

【30分でできる】AWSのEC2にgoofysを入れてS3をマウント

過去に携わったプロジェクトで、S3FS の通信状態が悪い時があるので、アプリ側のプログラムを AWS SDK を使ったものに置き換えていこうという施策がありました。 S3FS の導入には関わっていなかったので、導...

>>記事を確認する

【30分でできる】ぐるなびAPIで飲食店の店舗情報取得

過去に作成した「ぐるなびAPI」のプログラムや、ぐるなびの Web Service が新しくなったこともあり、API からの情報取得プログラムを書き換えてみました。 以前の記事は下記になります。 ・ ぐるなびAPIで...

>>記事を確認する

NginxのFastCGIキャッシュで白い画面がキャッシュされる

以前から、トップページにアクセスすると、レスポンスステータスは 200 で返ってくるのに、画面に何も表示されない現象が稀に見受けられたので調査してみました。 さすがに機会損失にも繋がるということで、...

>>記事を確認する

Laravel5.4の認証ユーザーのパスワードハッシュについて

Laravel で用意されている認証モジュールを利用する際、ユーザーモデル(User.php)経由で登録されるパスワードのハッシュ方法について調べてみました。 Laravel 上ではパスワード文字列を bcrypt() のヘルパー...

>>記事を確認する

Laravel5.4のコントローラコンストラクタでAuth::user()が取得できない

Laravel5.4 で認証を通したアクセスに対して、コントローラのコンストラクタでユーザモデルの値を取得しようと思ったら、なぜか Auth::user() の値が取得できなくて悩みました。 public function __construc...

>>記事を確認する

NginxのHSTS(HTTP Strict-Transport-Security)の設定

「Let's Encrypt」のおかげで、全サイト SSL 化していますが、これまで nginx の設定では、http のアクセスがあった場合に https に 301 リダイレクトさせていました。 この場合、Googlebot に http のアク...

>>記事を確認する

GoogleMapのAPIキーの認証情報にリファラURL設定

昔は API キーを指定することで、JavaScript で GoogleMap が表示できていましたが、何年か前に、そのキーに対して認証情報の追加が推奨されました。 新規で発行する場合は必須になっているかもしれませんが...

>>記事を確認する

【30分でできる】AmazonLinuxでApache2.4+php7.1+Laravel5.5

先日、「 VagrantでCentOS6.9のイメージを使う 」の通り、CentOS6.9 には Apache2.4 と PHP7.1 で Laravel のフレームワークが使える環境を構築しました。 ただ、将来的には AWS かつ Amazon Linux 上で動か...

>>記事を確認する