CentOSでnet-snmp

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MRTG でリモートからサーバ監視するためには、監視対象のサーバで snmp のデーモンが動いている必要があります。そこで、今回は CentOS4.4 に net-snmp の導入をしてみます。

手順としては、net-snmp のモジュールを外部サーバから取得してきて、ビルドするだけです。

(rootで作業します)
% cd /usr/local/src
% wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/net-snmp/net-snmp-5.3.0.1.tar.gz
% tar zxvf net-snmp-5.3.0.1.tar.gz
% cd net-snmp-5.3.0.1
% ./configure --with-mib-modules="host ucd-snmp/diskio"
(プロンプトが出現するが全てEnterでよい)

% make
% make install

環境によっては、下記の 2 つのモジュールを yum でインストールしておかないとダメな場合もあります。

% yum install beecrypt-devel
% yum install elfutils-libelf-devel

これで、snmpd が起動できますが、その前に、snmp と snmptrap の設定をします。snmp の設定では、監視対象となるグループやネットワークセグメント、またハードディスクのパーティションに対して監視設定ができます。

まず、snmp の設定ファイルをサンプルを元に作成します。 ネットワークアドレスやコミュニティ名は環境に合わせて下さい。

% cp EXAMPLE.conf /usr/local/share/snmp/snmpd.conf
% vi /usr/local/share/snmp/snmpd.conf

####
# First, map the community name (COMMUNITY) into a security namecd /hom
# (local and mynetwork, depending on where the request is coming
# from):
#        sec.name   source          community
com2sec  local      localhost       communityname
com2sec  mynetwork  192.168.0.0/24  communityname

# Check the / partition and make sure it contains at least 10 megs.
disk /home 10%
disk /var  10%
disk /     10%

次に、snmpstap の設定です。net-snmp5.2 では、デフォルトで trap をどこからでも検知する設定なので不要ですが、net-snmp5.3 では設定が必要になります。今回は、net-snmp5.2 の設定と同じく、全部許可する設定をします。設定ファイルは新規の作成となります。

% vi /usr/local/share/snmp/snmptrapd.conf

disableAuthorization yes

あとは、snmpd を起動して動作確認です。

% /usr/local/sbin/snmpd

snmpwalk を使うといろいろな確認テストができます。 その他、OS 起動時の自動設定などをしておけば楽になります。

# デーモンの起動スクリプト
% vi /etc/init.d/snmp

#!/bin/sh
case "$1" in
  start)
    /usr/local/sbin/snmpd -a -Lsd -p /var/run/snmpd.pid
    /usr/local/sbin/snmptrapd -a -Lsd -p /var/run/snmptrapd.pid
    ;;
  stop)
    kill `cat /var/run/snmpd.pid`
    kill `cat /var/run/snmptrapd.pid`
    ;;
  *)
    exit 1
esac
exit 0;

# 実行権限付与
% chmod 755 /etc/init.d/snmp

# 自動起動の設定
% chkconfig --add snmp

# 自動起動の確認
% chkconfig --list snmp

あとは、監視側の設定をするだけです。

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