SpringFrameworkでDIコンテナ(1)

SpringFrameworkでDIコンテナ(1)

JavaSpringFrameworkでDIコンテナ(1)

いまさらながら、DI(Dependency Injection)コンテナに注目して Spring Framework を使ってみることにしました。Spring Framework は、何年か前に仕事で目にしたことはあったのですが、自分で使うのは初めてです。

今回は初めての人向けに書かれた @IT の記事を参考にして、さらに詳細に動作させていく過程を書き残してみたいと思います。

[@IT:DI:依存性の注入とは何か?]Spring Frameworkで理解するDI(1)

この記事の最初にある、「設定と利用を分離」するサンプルを試します。
(プロパティの初期値を設定ファイルから読み込んで設定するサンプル)

まずは、下記のサイトから Spring Framework をダウンロードします。現在(2008-02)の最新は spring-framework-2.5.1.zip になります。

Spring Framework

今回は、Eclipse で Java プロジェクトを作って試したいと思います。Eclipse の新規プロジェクトで、Java プロジェクトを作成します。
(プロジェクト名は spring としておきます)

Java プロジェクトのルートに、lib いうディレクトリを作成して、この中にダウンロードした、spring.jar を入れます。spring.jar は下記のサイトにあります。

[ダウンロードアーカイブ]
spring-framework-2.5.1/dist/spring.jar

この他に、commons-logging-1.1.jar も一緒に入れると書いてますが、記事の内容とは違ってアーカイブに入っていないようなので、別途入手してきます。私は別のプロジェクトで使っているのでそれで代用。手元にない場合は、下記のサイトからダウンロードできます。

commons-logging

ライブラリの準備ができたら記事のサンプルソースを実装します。まずは、Java プロジェクトのルートに SpringTest.java と Horse.java を作成します。applicationContext.xml はアプリケーションのクラスパス上に配置して下さいと書いてあるので、applicationContext.xml も同様の場所に作成します。ソースは記事のものから名前を変更しています。

[SpringTest.java]
import org.springframework.context.ApplicationContext;
import org.springframework.context.support.ClassPathXmlApplicationContext;

public class SpringTest {
  public static void main(String args[]) {
    // アプリケーションコンテキストの取得
    ApplicationContext contxt = new ClassPathXmlApplicationContext("applicationContext.xml");

    // Beanの取得
    Horse horse = (Horse)contxt.getBean("horse");

    System.out.println(horse.getMessage());
  }
}

[Horse.java]
public class Horse {
  public Horse() {}

  private String message;
  public String getMessage() { return this.message; }
  public void setMessage(String message) { this.message = message; }
}

[applicationContext.xml]
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE beans PUBLIC "-//SPRING//DTD BEAN//EN" "http://www.springframework.org/dtd/spring-beans.dtd">
<beans>
  <bean id="horse" class="Horse" >
    <property name="message" >
      <value>Hello World!</value>
    </property>
  </bean>
</beans>
構成は以下になります。
(.classpath と .project は省略します)
spring
  |
  +-- lib
  |     |
  |     +-- commons-logging-1.1.jar
  |     |
  |     +-- spring.jar
  |
  +-- applicationContext.xml
  |
  +-- Horse.java
  |
  +-- SpringTest.java

できたら、SpringTest.java を右クリックして、[実行]から[Java アプリケーション]を選択して実行します。Hello World! と表示されれば成功です。続きは次回にまとめたいと思います。

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