Linux(OpenSUSE)のApache2.2でWebDav対応

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サーバへのファイルの転送に FTP をわざわざ使うのもどうかと思ったので、WebDav を使ってみました。WebDav なら Apache のサービスが既に立ち上がっていれば簡単に導入できます。今回は認証も掛けておこうと思います。

Apache は複数の認証方式に対応していますが、BASIC 認証が一般的には多く使われているのでしょうか。今回はダイジェスト認証を使ってみることにします。環境は、Linux のディストリビューションは OpenSUSE で、Apache のバージョンは 2.2.3 とします。

WebDav 対応のために下記のモジュールを追加します。
(最初から読み込まれていたものもあるかも。うろ覚え)

/usr/lib/apache2-prefork/mod_auth_digest.so
/usr/lib/apache2-prefork/mod_authn_file.so
/usr/lib/apache2-prefork/mod_authz_owner.so
/usr/lib/apache2-prefork/mod_headers.so

openSUSE の Apache の場合、Apache モジュールの情報は /etc/apache2/sysconfig.d/loadmodule.conf に書かれています。ただし、実際に読み込むモジュールを指定するファイルは別なので注意が必要です。loadmodule.conf に書いても後々上書きされます。

ロードするモジュールを定義するファイルは、/etc/sysconfig/apache2 になります。/etc/sysconfig/apache2 の APACHE_MODULES の変数に、ロードしたいモジュールをスペース区切りで定義していきます。モジュールをロードさせるには apache2ctl(/usr/sbin/http2)ではなく、/usr/sbin/rcapache2 を使ってサービスを再起動する必要があります。

$ rcapache2 restart

サービス再起動の前に、WebDav のディレクトリを作ります。今回は、/home/www/dav を作ってディレクトリエイリアスを使います。また、WebDav のロックファイルが必要になるので、ロックファイルも作成して httpd のプロセスがアクセスできるように権限付与します。

DavLockDB /var/lock/dav/DavLock
Alias /davdav "/home/www/dav"

<IfModule mod_dav.c>
    DAVMinTimeout 600
    <Location /davdav>
        DAV On
        Header add MS-Author-Via "DAV"
        AuthType Digest
        AuthName "webdav"
        AuthDigestProvider file
        AuthUserFile /etc/.digpasswd
        <LimitExcept OPTIONS>
            Require valid-user
        </LimitExcept>
    </Location>
</IfModule>

あとは、マイネットワークのネットワークプレースの追加などで、下記の URL を指定すればアクセスが可能になります。

http://localhost/davdav/

っと思ったら、すっかりダイジェスト認証用のファイルに触れていませんでした。ダイジェスト認証用のファイルは、BASIC 認証と同じく、ユーザー ID とパスワードの組み合わせになっています。ひとつ違うのは、realm と呼ばれる文字列を持っていることです。

この realm と Apache の WebDav の設定で定義した AuthName が一致していないと、認証が通りません。ダイジェスト認証のファイルの作成方法は htdigest2 コマンドを使用します。

認証ファイルを /etc/.digpasswd、realm を webdav、ユーザーID を saratoga と仮定します。新規でファイルを作成する場合は、ファイル名の前に -c を付けて下さい。詳しくは htdigest2 -h を参照して下さい。実行するとパスワードを 2 回聞かれるので入力すれば完了です。htdigest で生成した認証ファイルのパスワードは MD5 形式で暗号化されます。

$ htdigest2 /etc/.digpasswd webdav saratoga

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