gitコマンドでローカルの変更ファイルをコミット前に元に戻す

gitコマンドでローカルの変更ファイルをコミット前に元に戻す

記事一覧gitコマンドでローカルの変更ファイルをコミット前に元に戻す

最近携わったプロジェクトには、Capistrano で構成されたデプロイの仕組みがあるのですが、その中のタスクで書かれていた gsed のコマンドが実行時エラーになってしまいました。

Mac を使っていると GNU sed は gsed を使うことになるのですが、Linux では sed なのでコマンドが異なって見つかりません事件となります。今回、デプロイタスクの設定ファイル(deploy.rb)に記述されている置換処理が gsed で git 管理されているので、この問題に遭遇してしまいました。

少人数のプロジェクトでは、本番サーバや本番の前(ステージングと一般的には呼ばれる?)サーバにデプロイする人も限られますし、私は最近は Jenkins のような CI サーバを使ってデプロイしていたので、Capistrano は初めてでした。

まあ、今回の問題は Capistrano とは無関係なのですが、この設定ファイルの処理を sed にすると Mac の人がタスク実行した時に困るわけなので、取り急ぎ手元のファイルの gsed を sed に書き換えて、ファイルの変更を無効(gitにプッシュしない)にすることでその場凌ぎしました。

ソース管理下のファイルの変更

さて、デプロイタスクのファイルを触ったことで、ローカルで変更ファイルができてしまったので、これを取り消します。

$ git diff

- gsed -i "s/abc/xyz/g" config/deploy.rb
+ sed -i "s/abc/xyz/g" config/deploy.rb

変更ファイルをコミット前に戻すには git checkout を使います。ブランチを切り替える時に使うというイメージの checkout でしたので、半信半疑ながらもファイルを指定して実行します。

変更前の状態に戻すのは、Subversion の時と同じく revert かなっと思っていましたが、git の場合はローカルリポジトリへのコミット後は revert や reset を使う場面があるものの、コミット前は checkout になります。

$ git checkout config/deploy.rb

これで変更点はなくなりました。git diff で差分が出てこなくなれば OK です。

$ git diff

sedとgsedの両方に対応する

ただし、このままでは git で管理されているファイルに gsed が書かれている以上、今後も同様の状況に陥るのでどうにかしないといけません。Mac を使っている人に知らないところで影響を与えるわけにはいかないので自分の環境に手を加えてみます。

まず試したのは gsed というエイリアスを作ってみることです。sed のエイリアスとして gsed を作成することで代用できるかなっと思いました。

$ vi /root/.bashrc

alias gsed='sed'

$ source /root/.bashrc

これでいけるでしょって思いながら実行してみると gsed がないとエラーに・・・。Capistrano の中で実行されるシェルのコマンドに、エイリアスは適用されないということでしょうか。

そもそも Capistrano のデプロイタスクにシェルを書いている時点でタブーらしいですが、何でもかんでも ruby で書くのも効率悪いので、これはこれでアリだと思うのですよね。

次の候補はシンボリックリンク。これならいけるでしょっていう期待はありましたが、無事実行されました。

$ ln -sf /bin/sed /bin/gsed

ソース管理下のファイルの変更

話が gsed の方へ大きく逸れてしまいましたが、ちなみにコミット前の変更ファイル全部を無効にするには checkout でドットを指定します。

$ git checkout .

参考カテゴリ

オススメ記事

最新の投稿やよく見られているのオススメ記事一覧です。

AmazonLinuxでEC2起動時にスワップ領域の割り当てに失敗

EC2 起動時のスワップ領域割り当てですが、これまでは以下の記事を参考に、/etc/rc.local を使って行っていました。 ・ Amazon EC2(Linux)のswap領域ベストプラクティス しかし、最近になって、EC2 イン...

>>記事を確認する

【5分でできる】Laravel5.4から5.5へバージョンアップ

Laravel5.5 がついにリリースされたので、5.4 ベースで作っていたものをバージョンアップしてみました。 composer.json の以下の部分を 5.5.* に変更するだけですが、依存関係のパッケージも問題なくアップデ...

>>記事を確認する

【30分でできる】AWSのEC2にgoofysを入れてS3をマウント

過去に携わったプロジェクトで、S3FS の通信状態が悪い時があるので、アプリ側のプログラムを AWS SDK を使ったものに置き換えていこうという施策がありました。 S3FS の導入には関わっていなかったので、導...

>>記事を確認する

【30分でできる】ぐるなびAPIで飲食店の店舗情報取得

過去に作成した「ぐるなびAPI」のプログラムや、ぐるなびの Web Service が新しくなったこともあり、API からの情報取得プログラムを書き換えてみました。 以前の記事は下記になります。 ・ ぐるなびAPIで...

>>記事を確認する

NginxのFastCGIキャッシュで白い画面がキャッシュされる

以前から、トップページにアクセスすると、レスポンスステータスは 200 で返ってくるのに、画面に何も表示されない現象が稀に見受けられたので調査してみました。 さすがに機会損失にも繋がるということで、...

>>記事を確認する

Laravel5.4の認証ユーザーのパスワードハッシュについて

Laravel で用意されている認証モジュールを利用する際、ユーザーモデル(User.php)経由で登録されるパスワードのハッシュ方法について調べてみました。 Laravel 上ではパスワード文字列を bcrypt() のヘルパー...

>>記事を確認する

Laravel5.4のコントローラコンストラクタでAuth::user()が取得できない

Laravel5.4 で認証を通したアクセスに対して、コントローラのコンストラクタでユーザモデルの値を取得しようと思ったら、なぜか Auth::user() の値が取得できなくて悩みました。 public function __construc...

>>記事を確認する

NginxのHSTS(HTTP Strict-Transport-Security)の設定

「Let's Encrypt」のおかげで、全サイト SSL 化していますが、これまで nginx の設定では、http のアクセスがあった場合に https に 301 リダイレクトさせていました。 この場合、Googlebot に http のアク...

>>記事を確認する

GoogleMapのAPIキーの認証情報にリファラURL設定

昔は API キーを指定することで、JavaScript で GoogleMap が表示できていましたが、何年か前に、そのキーに対して認証情報の追加が推奨されました。 新規で発行する場合は必須になっているかもしれませんが...

>>記事を確認する

【30分でできる】AmazonLinuxでApache2.4+php7.1+Laravel5.5

先日、「 VagrantでCentOS6.9のイメージを使う 」の通り、CentOS6.9 には Apache2.4 と PHP7.1 で Laravel のフレームワークが使える環境を構築しました。 ただ、将来的には AWS かつ Amazon Linux 上で動か...

>>記事を確認する