あなたは、1 日に水をどのくらい飲んでいますか?
「1.5リットル」
「2リットル」
飲み水以外の水分量(料理など)も含めると、そこそこの量を摂取していますよね。
量を考えた時、水道水ならいいのですが、ミネラルウォーターや浄水器の水を愛飲している場合は少なからず別コストが発生します。
私はここ数年、ペットボトルの水(2リットル)をメインにしていましたが、最近になって「ポット型浄水器」に乗り換えました。
過去にはウォーターサーバーを家に置いていた時期もあるのですが、メリットばかりではなかったのですよね。
今回は、生活に適した飲み水について経験をもとに紹介していきます。
量と質を考える
「人の体の 60% は水でできている」
と言われるくらいですから、水の量だけでなく質も意識したいですよね。
ちなみに、加齢によって体内の水分率は減る傾向にあるようです。
・子供(70%くらい)
・成人(60%前後)
・老人(60%未満)
ただ、一般的に飲み水といっても、各家庭によって飲んでいる水は違うと思います。
あなたの家ではどれが当てハマりますか?
・水道水
・ミネラルウォーター(ペットボトル)
・ミネラルウォーター(ウォーターサーバー)
・浄水器(蛇口タイプ)
・浄水器(ポットタイプ)
・スーパーの無料水
ミネラルウォーター
ちなみにミネラルウォーターと一言でいっても、ろ過方式によって「天然水」や「RO水」などに分類されます。
昨今では、より不純物が取り除かれた「RO水」の方が注目されているようです。
ミネラルウォーターは、「産地(採水地)」や「ミネラル成分」「硬度」など選択肢が多いのがいいですよね。
浄水器
浄水器の場合は、一般家庭用のものだとそこまで高機能な「ろ過機能」は備えていません。
期待できるのは「水アカの付着」や「水の味に影響する不純物の除去」ですね。
ブリタの正規品の場合は以下が浄水能力テストで確認されています。
・遊離残留塩素
・クロロホルム
・ブロモジクロロメタン
・ジブロモジクロロメタン
・ブロモホルム
・テトラクロロエチレン
・トリクロロエチレン
・総トリハロメタン
・溶解性鉛
健康志向の場合
水の質はピンキリですが、「少しでも良いもの」と考えている方はミネラルウォーターが最適ですね。
先ほども書きましたが、最近は「微小なウィルス」や「環境ホルモン」を除去する「RO水」というタイプが安全性を重視する方に人気です。
RO水 = 逆浸透膜(RO膜)でろ過された水
ただ、この「ろ過方式」ではミネラル分まで除去してしまうので、美味しさがなくなってしまうのがデメリット。
そこで RO 水を扱っている各メーカーでは、ろ過した後にミネラル成分などを加えてオリジナルの水にしていることが多いようです。
世の中の富裕層は水に一番お金をかけると言われる時代ですし、注目していきたいですね。
RO 水は、ペットボトルタイプやウォーターサーバーの宅配水で簡単に入手することができます。
ウォーターサーバーで人気の 3 社を参考までに紹介しておきましょう。
ゴミを極力少なくしたい人向け
冒頭でも書きましたが、私はウォーターサーバーを解約してペットボトルの水も減らしていっています。
まだペットボトルの水も購入しているのですが、ポット型浄水器の水と使用頻度を比較するとこんな感じ。
ポット型浄水器:70%
ペットボトル:30%
料理やコーヒーなど熱を通すときは浄水器の水を使い、純粋に水を飲むときはペットボトルの水にしています。
徐々に飲み水も浄水器に切り替えていきたいのですが、まだ少し抵抗があって・・・。
以下は大容量 2 リットルの大容量モデルです。パッケージはこんな感じ。

取り換えフィルタは 3 個入りでもこのコンパクトさ。

種類 | 容量 | 詳細 |
---|---|---|
ブリタ(スタイル) | 1.4リットル(全体2.4) | カートリッジ1個付き |
ブリタ(ファン) | 1リットル(全体1.5) | カートリッジ1個付き |
ブリタ(アルーナ) | 2リットル(全体3.5) | カートリッジ1個付き |
どの水がベスト?
ここで、「ウォーターサーバー」と「ペットボトル」「ポット型浄水器」を比較してみます。
ウォーターサーバーは、以下のタイプを想定しています。
・機器のレンタル料は無料
・電気代は月500円とする
・1500円の水が毎月2個送られてくる
ミネラルウォーターは 2 リットル 1 本を 100 円として、毎日 1 本がなくなる計算とします。
ポット型浄水器のフィルタ(約1000円)は 2 ヶ月での交換が目安ですので、月に 500 円の費用が発生すると仮定します。
種類 | コスト | 量 | ゴミ |
---|---|---|---|
ウォーターサーバー | 水代(3000円) 電気代(500円) |
24リットル(2個) | ダンボール(2個) ボトル(2個) |
ペットボトル | 水代(3000円) | 60リットル(30本) | ペットボトル(30本) |
浄水器 | 水道代(わずか) フィルタ(500円) |
上限なし | フィルタ(1個) |
ゴミがほぼ出ないことを考えると「浄水器」がベストに思えますが、美味しさを考えると「天然水」や「RO水」も捨てがたいです。
ウォーターサーバーが家にあると優雅に見えますが、水の取り換えは女性にはちょっとキツイ部分もあります。
今の生活に合わせて考えていきたいですね。
まとめ
ここまで、飲み水について比較してきました。
・ウォーターサーバー
・ペットボトル
・ポット型浄水器
結果的にゴミの処理が最近の悩みだったので、ポット型浄水器をメインにして、補助的にペットボトルの水を利用しています。
ゴミの分別については各自治体によって違うと思いますが、私の地域ではペットボトルのキャップとラベルは不燃ゴミ、ボトルはペットボトル専用ゴミなんですよね。
そのまま可燃ゴミで OK という自治体が羨ましいところです。
ウォーターサーバーがある生活を一度はしてみたいと思っている人もいるでしょうし、スーパーの無料水にこだわるのもいいでしょう。