【芝の距離別データ分析】1番人気の信頼度はどこで高い?回収率とのバランスで見極める妙味とは
saratogax
明日の馬券に役立つ競馬データ分析
競馬の世界では「早生まれが有利」とよく言われます。
では、実際に1番人気馬の成績に生まれ月の差はあるのでしょうか?
今回はダートレースにおける「1番人気の馬の生まれ月別成績(2022〜2024年JRA)」を徹底分析してみました。
以下は、2022年~2024年の 3 年間データを分析した結果です。
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
5月生 | 36.5% | 65.8% | 86% | 86% |
4月生 | 35.8% | 65.8% | 87% | 87% |
2月生 | 33.7% | 63.1% | 77% | 82% |
1月生 | 33.1% | 65.6% | 68% | 82% |
3月生 | 32.1% | 64.8% | 76% | 84% |
もっとも成績が安定していたのは 5月生まれ。
勝率は36.5%、複勝率は65.8%と高く、単勝回収率・複勝回収率ともに86%と非常に優秀な数字です。
4月生まれも同様に好成績を記録しており、春生まれの1番人気は「安定感」と「妙味」の両方を兼ね備えていると言えるでしょう。
一方で注目すべきは1月生まれ。
勝率は33.1%と決して悪くはないものの、単勝回収率は68%と低迷。期待値という意味では少々物足りなさが残ります。
2月・3月生まれも同様の傾向があり、冬生まれは妙味がやや落ちる印象です。
馬柱にはあまり目立たない「生まれ月」という情報ですが、こうしてデータで見ると、実は馬券検討のヒントになる可能性を秘めています。
特にダート戦では、春生まれの1番人気馬を積極的に狙うことで、より安定した結果を期待できるかもしれません。
ダートレースにおける1番人気馬は、4〜5月生まれがもっとも好成績を残しており、安定性と回収率のバランスに優れています。
一方、冬生まれ(1〜3月)はやや妙味に欠ける傾向が見られました。
今後は「生まれ月」にも注目して馬券戦略を練ってみると、新たな発見があるかもしれません。