重馬場・不良馬場で狙える血統は?芝コース種牡馬ランキング分析
競馬において馬場状態は重要なファクターのひとつです。
特に芝コースの「重」や「不良」といった荒れ馬場では、血統によって得意不得意が大きく分かれる傾向があります。
今回は、2025年上半期のJRAデータから、芝コースにおける重・不良馬場での種牡馬別複勝率ランキングを見ていきます。


分析データ
2025年上半期の芝コースの「重」や「不良」のデータです。
(該当データが10件以上ある種牡馬に限定しています)
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
キタサンブラック | 9.5% | 47.6% | 84% | 292% |
ダイワメジャー | 0.0% | 46.2% | 0% | 154% |
ファインニードル | 30.0% | 40.0% | 289% | 116% |
モーリス | 5.0% | 35.0% | 43% | 100% |
ブリックスアンドモルタル | 19.0% | 33.3% | 357% | 138% |
レイデオロ | 16.7% | 33.3% | 304% | 120% |
複勝率トップのキタサンブラック産駒
複勝率47.6%と最も安定感を示したのはキタサンブラック産駒です。
勝率は9.5%とやや控えめですが、複勝回収率が292%と高く、人気薄でも馬券に絡むケースが多いことがうかがえます。
荒れ馬場での信頼度は抜群で、穴狙いにも強みがある血統といえるでしょう。
ダイワメジャー産駒の安定性
勝率は0%ながら複勝率46.2%と高い数字を残したのがダイワメジャー産駒です。
連対には届かないものの、掲示板争いにはしっかり食い込む傾向が見えます。
複勝回収率は154%とプラス圏で、保険的に押さえるには有効な存在です。
勝ち切りに強いファインニードル産駒
勝率30.0%、単勝回収率289%という数字が目立つのがファインニードル産駒です。
複勝率は40.0%と上位ほど高くはありませんが、勝ち切る力を発揮したときのリターンが大きく、単勝・頭固定の馬券戦略と相性が良い血統といえます。
モーリス産駒の堅実さ
モーリス産駒は勝率5.0%、複勝率35.0%と安定感を見せています。
複勝回収率は100%とちょうど均衡で、大きな妙味はありませんが、相手候補として組み込むには十分な信頼度です。
堅実なタイプの血統といえるでしょう。
派手な回収率のブリックスアンドモルタル産駒
勝率19.0%、複勝率33.3%と安定感はまずまずですが、注目すべきは単勝回収率357%、複勝回収率138%という数字です。
人気薄で激走するケースが多く、穴狙いファンには魅力的な血統といえます。
レイデオロ産駒も同率でランクイン
レイデオロ産駒も複勝率33.3%でランクイン。
勝率16.7%、単勝回収率304%と数字の派手さが目立ちます。
大きく人気を裏切るリスクはありますが、ハマったときの爆発力は侮れません。
まとめ
重馬場や不良馬場の芝コースでは、キタサンブラック産駒のような「安定して馬券に絡む血統」と、ファインニードルやレイデオロのような「勝ち切ったときに大きなリターンを生む血統」の両面が浮き彫りになりました。
ダイワメジャーやモーリス産駒のように、複勝での安定感を見せる血統も見逃せません。
馬場が悪化した際には、こうした血統ごとの傾向を意識することで、馬券戦略の幅を広げることができるでしょう。
次に重馬場の芝レースが行われた際には、今回のランキングを思い出して予想に活かしてみてください。

