新潟芝1000mはやっぱり外枠が有利?実際のデータで徹底検証!
saratogax
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新潟競馬場の名物コースといえば、やはり「直線芝1000m」
コーナーのない一直線のコース形態から、「外枠有利」と語られることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回はJRAの実データをもとに、枠順別の勝率・回収率を分析し、どの枠を狙うべきかを明らかにします。
分析データ
以下は、2022年~2024年の 3 年間データを分析した結果です。
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1.6% | 6.4% | 88% | 47% |
2枠 | 5.6% | 15.9% | 60% | 56% |
3枠 | 1.6% | 7.9% | 15% | 52% |
4枠 | 0.8% | 6.3% | 8% | 25% |
5枠 | 2.3% | 11.5% | 40% | 59% |
6枠 | 9.2% | 27.5% | 80% | 74% |
7枠 | 10.4% | 23.3% | 107% | 67% |
8枠 | 13.0% | 37.3% | 73% | 111% |
外枠が有利なのは本当だった!
まず注目すべきは、8枠の勝率13.0%、複勝率37.3%、複勝回収率111%という驚異的な成績。
7枠も複勝率23.3%、単勝回収率107%と好成績を残しています。
これに対し、内枠の成績はかなり厳しい結果に。
1枠
- 勝率1.6%
- 複勝率6.4%
- 複勝回収率47%
3枠
- 勝率1.6%
- 複勝率7.9%
- 単勝回収率15%
このコースでは、「枠による不利・有利」が明確に数字に現れていると言えるでしょう。
なぜ外枠が有利なのか?
直線1000mはスタート後すぐに横並びのスプリント勝負になります。
その中で外枠の馬は内側の馬群に巻き込まれることなく、スムーズに加速しやすいという利点があります。
さらに、近年では外ラチ(外側の柵)沿いの馬場状態が良く、外を通った馬が伸びやすい傾向も。
そのため、先行力のある外枠の馬は、他馬を気にせず好ポジションを取れるのです。
人気も外枠に集中しがち。それでも妙味はある?
外枠有利が広く知られている分、人気も外枠に集中しやすい傾向があります。
しかしそれでも、8枠で複勝回収率111%という数字が出ていることからも、妙味は十分に残っていることがわかります。
他の条件ならオッズが吸われて妙味がなくなりがちですが、この新潟1000mはそれを上回るほどの枠順バイアスが存在するということです。
結論:新潟芝1000mで儲けたいなら、外枠の先行馬を狙え!
もしあなたが新潟の直線1000mで馬券を買うなら、「外枠かつ先行力のある馬」を軸にするのがセオリー。
逆に、内枠で揉まれるリスクの高い馬は割り引いて考えるべきでしょう。
勝ちたいなら「枠順バイアス」を軽視しないことが重要です!
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