新潟芝1000mはやっぱり外枠が有利?実際のデータで徹底検証!
saratogax
明日の馬券に役立つ競馬データ分析
新潟競馬場の芝1600m(外回り)は、JRAでも屈指の「直線が長いコース」として知られています。
多くの競馬ファンが「差し・追い込みが有利」と考えがちですが、実際のデータを見てみると…そのイメージは必ずしも正解ではありません。
以下は、2022年~2025年途中までの 3 年半のデータを分析した結果です。
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
平地・逃げ | 12.6% | 39.1% | 55% | 164% |
平地・先行 | 10.9% | 29.2% | 109% | 111% |
平地・中団 | 7.4% | 22.2% | 79% | 87% |
平地・後方 | 1.9% | 8.6% | 9% | 25% |
過去のレース結果を脚質別に分析したところ、逃げ・先行勢が非常に高い成績を収めていることがわかりました。
特に注目すべきは以下の 3 つのポイント。
「直線の長さ=差し有利」という思い込みを捨て、ポジションを取れる馬に注目することが、回収率アップのカギとなりそうです。
新潟競馬場の芝1600m外回りコースは、スタートしてすぐに3コーナーに向かう内回りとは異なり、ゆるやかなカーブと長い直線が特徴です。
およそ658メートルある日本最長の直線は、一見すると差しや追い込みが決まりやすい印象を与えます。
しかし実際は、スタートからしばらく直線が続き、ペースが落ち着きやすいため、前に行く馬が楽にレースを運べるケースが多くなります。
また、開催時期が夏場であることから、開幕週〜中盤にかけては内側の芝のコンディションが良く、前残りが発生しやすいのも特徴です。
こうしたコース形態と馬場傾向が、逃げ・先行脚質に有利な状況を生み出しているのです。
枠順に続き、今回の脚質データからも見えてきたのは、「前に行ける脚質」の価値。
新潟外回りでは、スローペースになりやすいレース展開が多く、前が止まらない傾向があるのかもしれません。
今後の馬券戦略では、「前に行ける脚質かどうか」をしっかり見極めることが、他の馬券ファンと差をつける大きなポイントになるはずです。