中京ダート1400mは枠順による大きな差がない?
saratogax
明日の馬券に役立つ競馬データ分析
中京競馬場のダート1400mは、馬券を買う上で知っておきたい「脚質の傾向」が非常に明確なコースです。
逃げ・先行が有利とされるダート戦ですが、この距離ではその傾向がより顕著に表れています。
以下は、2022年~2025年途中までの 3 年半のデータを分析した結果です。
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 18.3% | 43.2% | 154% | 132% |
先行 | 14.5% | 39.8% | 118% | 115% |
中団 | 4.7% | 17.6% | 60% | 65% |
後方 | 1.6% | 6.4% | 27% | 31% |
マクリ | 15.6% | 40.3% | 327% | 127% |
逃げ馬の【勝率18.3%・複勝率43.2%】は、他の脚質と比較して突出しています。
さらに単勝回収率154%、複勝回収率132%と、狙って買うだけの妙味も十分にあります。
先行馬に関しても【勝率14.5%・複勝率39.8%】と安定しており、こちらも単勝回収率118%、複勝回収率115%と高水準。
つまり「とにかく前に行ける馬を買う」という戦略が、このコースでは基本となります。
中団からの差し馬は【勝率4.7%、複勝率17.6%】、後方一気型の馬に至っては【勝率1.6%、複勝率6.4%】と厳しい数字。
単複の回収率も30%台と低迷しており、これらの脚質に頼った馬券は避けたほうが無難です。
出現数は少ないながら、注目すべきなのが「マクリ」脚質。
【勝率15.6%、複勝率40.3%】と、前に行く馬に匹敵する成績を誇り、単勝回収率はなんと327%、複勝回収率も127%という驚異的な数値です。
「マクリ」を仕掛けられる騎手・コース取りができる馬を見極められれば、大きなリターンが期待できます。
データが示す通り、中京競馬場ダート1400mではとにかく前につける馬を選ぶことが馬券的中の鍵となります。
特に逃げ馬と先行馬は信頼度も高く、リスクとリターンのバランスが非常に良好。
穴狙いであれば、マクリ脚質の馬に注目することで高配当も夢ではありません。
馬券を買う前に、ぜひこうした「脚質別データ」を活用して戦略を練ってみてください。