中京ダート1400mで狙うべき脚質とは?
saratogax
明日の馬券に役立つ競馬データ分析
中京競馬場のダート1400mといえば、直線が長くゴール前の攻防が見どころのコースですが、枠順による成績の差はどれほどあるのでしょうか。
今回は、枠番別の勝率・複勝率・回収率をもとに、その実態を検証してみました。
以下は、2022年~2025年途中までの 3 年半のデータを分析した結果です。
項目 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 7.8% | 19.6% | 88% | 69% |
2枠 | 7.0% | 22.4% | 58% | 75% |
3枠 | 6.4% | 20.9% | 58% | 67% |
4枠 | 7.1% | 20.4% | 74% | 66% |
5枠 | 7.5% | 21.2% | 92% | 73% |
6枠 | 7.4% | 24.2% | 84% | 77% |
7枠 | 6.4% | 20.6% | 59% | 71% |
8枠 | 8.0% | 23.1% | 71% | 77% |
上記の通り、勝率・複勝率ともに枠順ごとの差は小さく、外枠が極端に不利といった印象もありません。
全体的に6枠〜8枠にやや安定感が見られるものの、馬券戦略において枠順を過度に気にしすぎる必要はなさそうです。
中京ダート1400mでは、スタート後すぐにカーブへ入るため先行力が重視されがちですが、意外にも逃げ・先行に限らず中団から差す馬の活躍も目立ちます。
加えて、騎手の仕掛けのタイミングや展開予測も重要であり、枠順だけにとらわれた予想では見落としが出る可能性もあります。
また、人気薄で好走するパターンも散見され、狙いどころを間違えなければ高配当を拾えるチャンスが眠っているともいえます。
枠番は馬券検討において重要な要素のひとつですが、中京ダート1400mにおいては「枠順による決定的な有利不利」は存在しないことがわかりました。
これからは馬の適性、展開、騎手の乗り方といった要素を総合的に判断していくことが、回収率アップへの鍵となるでしょう。