【馬法の方程式】オッズと損失額からプラスになる投資資金を自動算出
これまでの損失額と対象となるオッズを入力して、「計算する」ボタンをクリックしてください。
[損失額]
円
[オッズ]
倍
馬法の方程式とは
馬法の方程式は、「ターゲット」と呼ばれる回収率の期待が高い馬券(車券、舟券など)を追い上げで購入していく方法です。
馬券が外れても、買い方を変えずに次のレースで同じターゲットを狙っていきます。
追い上げというのはリスクが高く危険ですが、一定の的中率と資金があれば 1 日単位では勝ち逃げの可能性が高い方法でもあります。
ただし連敗が続いた場合、損失額を一気に取り戻すにはそれなりの資金力が必要となります。
的中率から想定される連敗確率は、以下のサイトで簡単に確認できますので、自分の理論の想定的中率を参考に調べてみてください。

まあ、そこまで難しいことは考えず、まずはどんなものか試してみるのをオススメします。
2番人気の単勝でプラスにする方法
例えば、2 番人気の馬の単勝を 1,000 円購入してみます。
2019 年の有馬記念のリスグラシューを例にすると、単勝 6.7 倍が的中して 5,700 円の勝ちとなります。
調子に乗って年末ラスト週のホープフル S にも挑戦します。ここでの 2 番人気はワーケアの 3.7 倍でしたが、コントレイルに勝たれてマイナス 1,000 円。
では、次の 12R で「馬法の方程式」を利用してみましょう。
ここでの 2 番人気はミエノウインウインの 4.3 倍です。
「馬法の方程式」で算出された資金は 500 円となりました。結果 4.3 倍が的中して 2,150 円の払い戻しなので、トータルで 650 円の勝ちです。
もちろん、ギャンブルに絶対に勝つなんてものはないですが、資金管理と資金配分はきっちりと行った方がいいですね。
馬法の方程式とは?
「馬法の方程式」は、競馬の投資理論において知る人ぞ知る資金配分の考え方。
オッズと的中率、そして目標とする利益に基づいて、どのように資金を配分すれば効率的に運用できるかを数式で導く手法だ。
単なる勘や感情ではなく、ロジックで馬券を買うための指針として活用されている。
数式の基本構造
馬法の方程式では、以下のようなパラメータを使って計算を行う。
- P:的中確率(Hit Probability)
- O:オッズ(Odds)
- G:目標利益(Goal)
- B:必要な投資金額(Bet)
基本式は次のようになる。
B = G / ((O – 1) × P)
つまり、「この確率でこのオッズなら、○○円賭ければ期待利益がG円になる」と逆算できる仕組み。
一点集中ではなく、複数の買い目に配分したいときにも応用できる。
どんな場面で有効か?
たとえば、回収率を意識した中穴狙いを続けるスタイルの場合。
的中率は低くなりがちだが、オッズとのバランスを見て最適な投資額を算出できれば、 資金のロスを最小限に抑えつつ、長期的な収支を安定させやすくなる。
一点突破型でも分散投資型でも、考え方の土台として知っておいて損はない。
注意点もある
馬法の方程式はあくまで理論値。
実際にはオッズ変動や資金不足、予測精度の誤差といった要因も絡んでくる。
また、的中率を過大評価してしまうと、逆に資金がショートするリスクもあるため、 自分の予想力に対して正直であることが前提となる。
まとめ
馬法の方程式は、競馬を投資として捉えるための有効なツール。
確率と期待値に基づいて資金を配分することで、感情に左右されにくい馬券戦略が実現できる。
運任せから一歩踏み出したい人にとって、理論武装の第一歩になるだろう。