札幌競馬場
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札幌芝1800mで注目すべき「前走距離」の傾向とは?

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札幌競馬場の芝1800mは、小回りでありながらも直線が比較的長く、機動力と持久力のバランスが問われるコースとして知られています。では、このコースに出走する馬にとって、「前走でどの距離を走ってきたか」は、どのように成績に影響するのでしょうか。

2022年以降のデータをもとに分析した結果、明確な傾向が浮かび上がってきました。

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分析データ

以下は、2022年~2025年途中までの 3 年半のデータを分析した結果です。

項目勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
同距離12.7%32.2%140%84%
延長2.9%14.5%12%50%
短縮6.4%25.7%44%91%
※表は横スクロールできます

前走と同距離の馬が高い信頼度と回収率

最も好成績を残しているのが「前走も芝1800mを走っていた馬」です。

勝率は12.7%、複勝率は32.2%と安定しており、さらに注目すべきは単勝回収率140%、複勝回収率84%という数字です。

つまり、同距離ローテーションの馬は馬券的にも狙い目であることが分かります。

この安定感は、コース形態やペース感覚に慣れていることが大きな要因かもしれません。

小回りの1800mという特殊な条件下では、前走で同じ距離を経験していることがアドバンテージになっていると考えられます。

距離延長組は極端に低調

一方で、前走から距離を延ばして札幌芝1800mに挑む馬の成績は、明らかに劣っています。

勝率はわずか2.9%、複勝率14.5%、そして単勝回収率12%、複勝回収率50%と、信頼度も妙味も極めて低い水準です。

これは、スタミナ面や位置取りの難しさなどが影響していると考えられます。

距離延長によって序盤のペース配分が難しくなり、特に小回りコースでは致命的なロスを生むこともあります。

距離短縮組はやや良好も、軸には不向きか

前走から距離を短縮してきた馬の成績は、勝率6.4%、複勝率25.7%。

回収率も単勝44%、複勝91%とまずまずです。

一見して同距離組より劣るようにも見えますが、複勝回収率が90%近くあることを考えると、ヒモ候補や3着狙いには使える可能性もあります。

特に、前走が2000m以上だった馬などが距離短縮で反応良くなるケースもあるため、個別の臨戦過程を確認しながら精査すると良いでしょう。

まとめ:札幌芝1800mは「同距離ローテ」に注目

札幌芝1800mにおいては、前走からの距離ローテーションが成績に大きく影響していることが、今回の分析から見えてきました。

同距離 → 成績安定、回収率も高く、信頼のおける存在

距離延長 → 数字上は明らかに不利、積極的な評価は避けたい

距離短縮 → 複勝狙いなら一考の余地あり

このような傾向を踏まえることで、より精度の高い馬券戦略に繋がる可能性があります。

特に夏のローカル開催ではデータの蓄積が少ないケースも多いため、こうした傾向を押さえておくことが有利に働くかもしれません。

今後の札幌開催でもぜひ参考にしてみてください。

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データエンジニア
はじめまして。競馬のデータ分析を中心に情報発信をしているルンルンです。 「なんとなくの勘」ではなく、数字に基づいた予想で的中率と回収率を高めることをテーマに、JRA全場のレース傾向や馬の成績、脚質別の勝率などを日々分析しています。 主に扱っているのは、 過去数年分のレース結果の傾向分析 枠順や脚質、人気別のパフォーマンス 回収率を意識したデータ重視の買い方 競馬はロマンとギャンブルの間にある、奥の深いデータゲームだと思っています。 このブログでは、「明日の馬券に役立つ分析」をモットーに、初心者の方にもわかりやすいデータ予想を目指しています。 ご質問やご意見などもお気軽にどうぞ。 一緒に“データで競馬をもっと楽しむ”世界へ踏み込んでみませんか?
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