合成オッズの計算方法|複数買いの実質オッズ早見表と資金配分の自動計算ツール
合成オッズとは、複数の馬を同時に買ったときの「実質的なオッズ」のことです。
2 頭・3 頭と買い目を増やすほど的中率は上がりますが、その分だけ実質オッズ(=合成オッズ)は下がっていきます。
この合成オッズが 1.0 倍を割り込むと、たとえ的中しても投資総額を下回る「トリガミ」になります。
買いたい馬のオッズ(1番目は必須)を入力して、「計算する」ボタンをクリックしてください。
[オッズ]
倍 倍
倍 倍
倍 倍
・最大 6 点までオッズを入力できます
・合成オッズが 1.0 倍を割ると、的中してもトリガミ(投資割れ)になります
・実際の払戻は 100 円単位の切り捨てがあるため、計算値とは多少ズレます
合成オッズとは
合成オッズとは、複数の買い目に資金を分けて投資したときの「投資総額に対する実質的なオッズ」のことです。
たとえば 1 頭だけ単勝 3 倍を買えばオッズはそのまま 3 倍ですよね。
ですが、保険として 2 頭目・3 頭目を買い足すと、的中する確率は上がる代わりに「当たったときの実入り」は薄くなります。
この「薄まった後の実質オッズ」を一つの数字で表したものが合成オッズです。
合成オッズは「買い目を増やすほど下がる」ため、増やしすぎると的中してもプラスにならない一線(1.0 倍)を割り込みます。
合成オッズの計算式
どの馬が的中しても払戻が同じになるよう資金を配分する場合、合成オッズは次の式で求められます。
合成オッズ = 1 ÷( 1/オッズ➀ + 1/オッズ➁ + … + 1/オッズ➅ )
各オッズの逆数(1 ÷ オッズ)を足し合わせ、その合計の逆数を取るだけです。
そして各馬への資金配分比率は、「その馬の逆数 ÷ 逆数の合計」で決まります。
言葉だけだと難しく感じますが、具体例を見れば一目で分かりますよ。
具体例:単勝3倍と6倍の2頭を買う
単勝 3 倍と 6 倍の 2 頭を、どちらが来ても払戻が同じになるよう買うケースで考えてみます。
逆数の合計は 1/3 + 1/6 = 0.5 なので、合成オッズは 1 ÷ 0.5 = 2.0 倍です。
資金配分は、3 倍に(1/3 ÷ 0.5)= 66.7%、6 倍に(1/6 ÷ 0.5)= 33.3% となります。
3 倍:2,000円 → 払戻 6,000円
6 倍:1,000円 → 払戻 6,000円
どちらが来ても払戻 6,000円(投資 3,000円の 2.0 倍)
このように、2 頭買っても「実質 2.0 倍の単勝を 1 点買いした」のと同じ収支設計になるわけですね。
早見表①:同じオッズの馬を複数買うと実質オッズはこう下がる
同じくらいのオッズの馬を均等に買う場合、合成オッズは単純に「元のオッズ ÷ 買った頭数」になります。
頭数を増やすほど実質オッズがどれだけ削られるか、下の早見表で確認してください。
| 元のオッズ | 2頭 | 3頭 | 4頭 | 5頭 |
|---|---|---|---|---|
| 2倍 | 1.00 | 0.67 | 0.50 | 0.40 |
| 3倍 | 1.50 | 1.00 | 0.75 | 0.60 |
| 5倍 | 2.50 | 1.67 | 1.25 | 1.00 |
| 10倍 | 5.00 | 3.33 | 2.50 | 2.00 |
| 20倍 | 10.00 | 6.67 | 5.00 | 4.00 |
| 50倍 | 25.00 | 16.67 | 12.50 | 10.00 |
表で色のついた 1.00 以下のマスに注目してください。
たとえば 2 倍の馬を 2 頭買うと合成オッズはちょうど 1.00、3 頭買えば 0.67 まで落ち、的中しても確実に元本割れします。
つまり、人気サイドを厚く買うほど「当たっても損」になりやすい、ということですね。
早見表②:オッズの違う2頭の組み合わせ別 合成オッズ
オッズの異なる 2 頭を「払戻が均等になる」よう買ったときの合成オッズです。
| 2頭のオッズ | 合成オッズ | 配分の目安 |
|---|---|---|
| 2倍 & 3倍 | 1.20 | 60% / 40% |
| 2倍 & 5倍 | 1.43 | 71% / 29% |
| 3倍 & 5倍 | 1.88 | 63% / 37% |
| 3倍 & 10倍 | 2.31 | 77% / 23% |
| 5倍 & 10倍 | 3.33 | 67% / 33% |
| 5倍 & 20倍 | 4.00 | 80% / 20% |
| 10倍 & 20倍 | 6.67 | 67% / 33% |
配分の目安は、左のオッズ(人気サイド)にどれだけ厚く張るかの比率です。
このとおりに買えば、表の馬のどちらが的中しても払戻は同じになります。
トリガミを避ける「合成オッズ1.0倍」の一線
合成オッズを使ううえで一番大事なのは、「合成オッズが 1.0 倍を割ったら、的中しても損」という一線です。
買い目を増やすと的中率は上がって安心感は出ますが、合成オッズが 1.0 倍に近づくほど「当たっても旨味のない馬券」になっていきます。
実戦では、的中時にしっかり利益を残すために 合成オッズ 1.5 倍以上を一つの目安にすると、買いすぎの歯止めになりますよ。
「保険のつもりで 1 頭足したら、合成オッズが 1.0 倍を割っていた」という買い方を防ぐのが、このツールの一番の使いどころです。
資金管理ツールとの使い分け
合成オッズは「複数買いの実質倍率を確かめる」ツールです。
そこから一歩進んで、「いくら勝ちたいか」から逆算して各馬の購入額まで自動で出したい場合は、当サイトの資金配分ツールと組み合わせると便利です。
| やりたいこと | 使うツール |
|---|---|
| 複数買いの実質オッズを確かめる | 合成オッズの計算(本ページ) |
| 希望利益から各馬の購入額を逆算する | メビウスの方程式 |
| 連敗中の損失を取り戻す資金を逆算する | 馬法の方程式 |
| 的中率から耐えられる連敗数を知る | 連敗確率と資金分割数の計算 |
| 的中率と回収率の損益分岐を出す | 的中率と回収率の計算ツール |
合成オッズで「実質の倍率」を確認し、メビウスの方程式で「具体的な購入額」を決める、という二段構えがおすすめです。
合成オッズを「勝てる買い方」につなげるには
合成オッズはあくまで「その買い方の実質倍率」を映す物差しです。
プラス収支に近づけるには、「合成オッズ × 的中率」が 1.0 を超える買い方を、レース選びの段階から組み立てる必要があります。
「軸の選び方」「対象レースの絞り込み」まで一つのルールに落とし込みたい方は、データ運用で長期プラス収支を継続している投資競馬プロフェッショナル式レビュー(的中率 70% × 回収率 120% のデータ運用)が判断軸の参考になります。
まとめ
合成オッズは、複数買いの「実質オッズ」を一つの数字で表したものです。
計算式は「各オッズの逆数を足して、その逆数を取る」だけ。
買い目を増やすほど合成オッズは下がり、1.0 倍を割れば的中してもトリガミになります。
「買いすぎていないか」をこのツールで確かめてから、メビウスの方程式で購入額を決め、連敗確率の計算で資金分割を設計すれば、攻めと守りの両輪が揃いますよ。
・希望利益から購入額を逆算したい → メビウスの方程式(攻めの資金配分)
・連敗からの建て直し資金を逆算したい → 馬法の方程式(損失額から逆算)
・必要な資金分割数を設計したい → 連敗確率と資金分割数の計算
・的中率と回収率を記録したい → 的中率と回収率の計算ツール
・その買い目の期待値を確かめたい → 期待値の計算
・ボックス・流しの点数と購入金額を知りたい → 馬券の点数・購入金額の計算
・データ運用で収支を安定させたい → 投資競馬プロフェッショナル式レビュー
関連記事
- 【データ検証】単勝の人気別勝率と回収率 — 何番人気を買うべきかの判断材料
- 競馬の資金管理術|均等買い・追い上げ・複利の比較 — 買い方ごとの収支の違い
- 競馬で勝てない人の共通点5つ — 負けパターンの原因分析


