騎手(ジョッキー)
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松山弘平 騎手データ分析|得意条件・人気別成績・重賞の信頼度を「妙味」で読む

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~JRA の関西所属ジョッキー松山弘平を「どこで買えば人気以上に走るか」までデータで押さえる~

松山弘平騎手は、関西を拠点に長く第一線で活躍する JRA トップ層のジョッキーです。

本ページの集計期間(2022年1月〜2026年4月)の総騎乗数は 3,641 鞍と、JRA でもトップクラスの依頼数を誇ります。

同期間の 単勝回収率 82%・複勝回収率 76%は、控除率ラインを上回る水準。期間内に JRA GⅠ を 5 勝しており、「重賞でも信頼できるトップ層」の一角と言える存在です。

馬券として考えると、「強い」ことと「買って儲かる」ことは別問題です。

松山弘平騎手の場合、平均回収率は高水準ですが、人気帯・脚質・クラスによって妙味が出る場所は明確に偏っています。

このページでは、松山弘平騎手の成績を「人気との乖離(妙味)」の視点で整理し、脚質タイプ・重賞での信頼度・人気帯ごとの狙い目を一望できるようにまとめます。

このページでわかること

・松山弘平の「買いどころ・消しどころ」早見表(脚質タイプ/中央場・ローカル/重賞信頼度/人気の妙味)
人気別成績(1番人気は過剰評価か/妙味の出る人気帯はどこか)
重賞・G1 での信頼度と平場との差
競馬場別/距離別/芝ダート別の得意・不得意の傾向
脚質の傾向と、テン乗り(初騎乗)時の成績
・馬券での具体的な使い方(軸にする条件/ヒモに回す条件/消す条件)

※本ページの数字は 2022年1月〜2026年4月(約4年4か月)の JRA データをもとにしています(出典:JRA-VAN のデータをもとに当サイトで集計)。各表には騎乗数(母数)を併記しています。サンプルの少ない条件は「参考」としてご覧ください。数字は「こうなりやすい」という傾向の目安で、当日の馬場・展開・馬の調子とあわせてご判断ください。

結論:松山弘平の「買いどころ・消しどころ」早見表

細かいデータの前に、まず結論です。

下表は、このページの内容を 5 つの観点で要約した「結論早見表」です(他の騎手と並べて比較したい場合は、JRA 騎手データ分析まとめ(ハブ) の早見表をどうぞ)。

観点松山弘平の傾向
脚質タイプ先行〜逃げの前々競馬が軸。逃げが打てた時の単勝回収率が 179%と非常に高く、先行(単104%)もベタ買いプラス。中団以降はかなり厳しい(後方追込で単21%)。
中央場 / ローカル関西開催(阪神・京都・中京)が主戦場。中央場・ローカルの単勝回収率は約83% / 約81% とほぼ拮抗で、開催を選ばず安定して買える。福島(単201%)・新潟・東京で局所的に妙味あり。
重賞の信頼度○:重賞 GⅢ・GⅡ は単勝回収率約 110%。とくに GⅡ単独で単134%・複104% と妙味が大きい。期間内 G1 5 勝(クラス別で勝率 6.2%)と、重賞舞台でも十分軸候補に入る信頼度。
人気帯の妙味1 番人気は勝率 34.3%・単 76% で堅実だがオッズ相応。狙い目は 2〜3 番人気(単勝回収率約 90%)と中穴(7 番人気以下)(単勝回収率約 90%)。4〜6 番人気はやや妙味薄。
一言でいうと重賞も平場も穴も「広く打てる」関西の実力派トップジョッキー。逃げ・先行 × 重賞GⅡ/GⅢ × 2〜3 番人気+中穴が買いどころ。後方追込・中長距離は明確に割引。
※表は横スクロールできます

以下、それぞれの根拠となるデータを順に見ていきます。

プロフィールと年別成績の推移

松山弘平騎手は、栗東所属の JRA 騎手です。

関西を拠点に長く第一線で活躍してきた JRA トップ層の 1 人で、近年は JRA リーディングの上位常連となっています。

本ページの集計期間(2022年1月〜2026年4月)の総騎乗は 3,641 鞍、勝率 14.2%・複勝率 36.0%

同期間の単勝回収率 82%・複勝回収率 76% は、JRA 全体平均(おおむね単 75〜80%)を上回る水準。厩舎からの依頼の厚さと、回収率での妙味の高さを両立している、トップ層のなかでも妙味の出やすい存在です。

年別の推移は次のとおりです。

騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
2022年78315.1%33.8%93%75%
2023年90112.5%36.2%68%76%
2024年82913.6%37.0%84%81%
2025年83615.3%35.5%91%74%
2026年(1〜4月)29215.8%39.4%65%73%
※表は横スクロールできます/2026年は4月時点

4 年通して勝率 12〜15%・複勝率 33〜39%で安定しており、トップ層らしいブレの小ささが特徴です。

単勝回収率は 2022 年(93%)・2025 年(91%)でとくに高く、ベタ買いでほぼプラス収支に乗る年も少なくありません。

2026 年は 4 月時点で単 65% と一時的に数字が下がっていますが、勝率 15.8%・複勝率 39.4% は通期で最高水準で、これは「人気を被って単勝が抑えられている」フェーズです。複勝側はしっかり伸びていることに注目してください。

主な GⅠ 勝ち鞍(通算)

松山弘平騎手の主な JRA GⅠ 勝ち鞍は、次のとおりです(本ページのデータに含まれる重賞競走成績から抽出)。

  • 3 歳クラシック・牝馬戦:皐月賞(ロブチェン/アルアイン)、桜花賞(スターアニス/デアリングタクト)、オークス(デアリングタクト)、秋華賞(デアリングタクト)、NHK マイルカップ(パンジャタワー)
  • 2 歳 GⅠ:阪神ジュベナイルフィリーズ(スターアニス)、ホープフルステークス(ロブチェン)
  • ダート GⅠ:チャンピオンズカップ(テーオーケインズ)

3 歳クラシック・2 歳 GⅠ・ダート GⅠ・牝馬三冠と、カテゴリを問わず GⅠ タイトルを積み上げてきた実績があり、重賞舞台でも十分軸候補に入る信頼度を備えています。

本ページの集計期間(2022年1月〜2026年4月)内に絞っても、JRA GⅠ で 5 勝(クラス別「G1」81 鞍・勝率 6.2%)と、現役トップ層に伍するペースで G1 勝利を重ねています。

※レース名・馬名は本ページのデータ(JRA-VAN ベース)にもとづいて記載しており、年は明示していません。

総合成績(芝・ダート)

まずは全体の成績と、芝・ダートの内訳です。

区分騎乗数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
全成績3,64114.2%26.3%36.0%82%76%
1,83612.7%23.8%32.6%79%72%
ダート1,80515.8%28.9%39.4%85%80%
※表は横スクロールできます

芝・ダートともに高水準ですが、勝率・複勝率・回収率いずれもダートのほうが上です。

ダートは騎乗数 1,805 鞍で勝率 15.8%・複勝率 39.4%・単勝回収率 85%。とくに複勝回収率 80% は、JRA の控除率を踏まえるとダート専で複勝ベタ買いしてもほぼトントンに持ち込める水準です。

芝(1,836 鞍)も勝率 12.7%・複勝率 32.6%・単勝回収率 79% と「ふつう〜やや上」のラインで、ベタ買いで大きく負けにくい数字です。

使い分けるなら、軸として信頼するのはダート、芝は重賞や得意条件に絞ってがイメージしやすい使い方です。

人気別成績 ── 妙味はどの人気帯に出るか

松山弘平騎手を馬券で扱ううえで、もっとも重要なのがこの人気別成績です。

「1 番人気での信頼度」と「人気を落としたときの妙味」は、まったく別の話だからです。

人気帯騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1 番人気58134.3%66.4%76%85%
2〜3 番人気1,11019.3%47.6%約90%約79%
4〜6 番人気1,1287.3%26.9%約72%約73%
7 番人気以下8222.8%11.3%約90%約70%
※表は横スクロールできます/グループの回収率は構成セルの騎乗数で加重した概算

まず 1 番人気。勝率 34.3%・複勝率 66.4% と、関西を代表するジョッキーらしくしっかり結果を出しています。

ただし単勝回収率は 76% と「ふつう」のラインギリギリで、本命視で軸に固定するのは妥当だが、ベタ買いプラスにはならない水準です。

注目したいのは2〜3 番人気の単勝回収率約 90%です。

勝率 19.3%・複勝率 47.6% としっかり走り、単勝・複勝回収率もどちらも控除率ラインを超えています。「対抗・3 連系の相手」としてのコストパフォーマンスが非常に高いゾーンです。

とくに 3 番人気単独では単勝回収率 93%、2 番人気でも 87% と、どちらの帯でも安心して買えます。

一方、4〜6 番人気はやや妙味薄。勝率 7.3%・複勝率 26.9% で、単勝回収率約 72% と「ふつう」のラインを下回ります。

「人気を落とした松山弘平=買い得」が成り立つのは、4〜6 番人気ではなく、その下の中穴ゾーン(7 番人気以下)です。

7 番人気以下は勝率こそ 2.8% と低いものの、単勝回収率は約 90%。とくに 8 番人気(単166%)・12 番人気(単291%)の単発妙味が大きく、少額で薄く拾えば中長期で取り返せる水準です。

まとめると、1 番人気は軸で堅実、2〜3 番人気は対抗・押さえで効率的、4〜6 番人気は割引、7 番人気以下は少額で穴拾い――というのが、松山弘平騎手との付き合い方です。

「どの人気帯の単勝を、どんな条件で買えば的中率と回収率が両立するのか」を体系立てて学びたい方は、こちらの教材も参考になります。

重賞・G1 での信頼度(クラス別成績)

次に、出走クラス別の成績です。

「平場では強いが大舞台になると…」というタイプもいれば、重賞でこそ買い得になるタイプもいます。

クラス騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
新馬・未勝利1,48715.7%37.9%約90%約78%
1〜3 勝クラス1,72313.7%35.9%約74%約74%
OP・L(リステッド)15511.0%36.1%約56%約78%
重賞(GⅢ・GⅡ)19513.3%30.3%約110%約83%
G1816.2%16.0%71%71%
※表は横スクロールできます/グループの回収率は構成セルの騎乗数で加重した概算

本ページで一番おもしろい数字が、ここにあります。

重賞(GⅢ・GⅡ)の単勝回収率約 110%です。

とくに GⅡ 単独では単勝回収率 134%・複勝回収率 104%(騎乗数 77・10 勝)と非常に高く、「松山弘平の GⅡ は積極的に単複両方で買う」くらいの存在感があります。

GⅢ 単独でも単勝回収率 95%・複勝回収率 70% と「ふつう以上」の水準で、重賞全体としてベタ買いプラス収支に乗るのは、トップ騎手のなかでも数えるほどしかいない強みです。

次に注目は新馬・未勝利。騎乗数 1,487 鞍と全体の 4 割を占め、勝率 15.7%・単勝回収率約 90%

下級条件の中でもとくに勝率・回収率とも安定しており、新馬・未勝利での松山弘平は軸候補として優先度を上げてよいクラスです。

一方、1〜3 勝クラス・OP・L はやや割引。1〜3 勝クラスは騎乗数 1,723 鞍と最多ですが単勝回収率約 74%、OP・L は約 56% と、平場のミドルクラスでは過剰人気を被りやすい傾向です。

G1 は騎乗数 81 鞍・勝率 6.2%・単勝回収率 71% と、率は控えめながら期間内 5 勝と数字以上の存在感があります。

G1 週の馬券では、松山弘平を「軸候補の 1 頭」として組み込むのは妥当ですが、単勝でのベタ買いはやや割が悪い――重賞下級(GⅡ・GⅢ)のほうが買い得というのが現時点でのキャラクターです。

コース・条件別の傾向(距離・競馬場)

ここからは、距離帯・競馬場ごとの傾向です。

※細かい条件ほどサンプルが小さくなりやすいので、騎乗数の少ない条件はあくまで参考としてご覧ください。コース形態そのもの(枠順・脚質バイアス)の深掘りは 枠順アナリティクス が詳しいので、併用がおすすめです。

距離帯別

距離帯騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
1000〜1300m(短距離)66014.5%36.1%84%72%
1400〜1600m(マイル前後)1,16113.4%33.9%98%76%
1700〜2000m(中距離)1,53115.5%38.7%75%82%
2100〜2400m(中長距離)24110.0%30.3%55%56%
2500m〜(長距離)4810.4%27.1%33%59%
※表は横スクロールできます

もっとも騎乗数が多いのは 1700〜2000m(1,531 鞍)で、勝率 15.5%・複勝率 38.7% と数字も最良。中距離が主戦場です。

注目したいのはマイル前後(1400〜1600m)の単勝回収率 98%

騎乗数 1,161 鞍と十分なサンプルで、ベタ買いでほぼプラス収支に乗る水準。マイル戦の松山弘平は軸・対抗のどちらでも積極的に拾えると覚えておきましょう。

短距離(1000〜1300m)も単勝回収率 84% と「ふつう以上」のラインで、距離を問わず2,000m 以下の主要 3 帯はすべて買えるのが強みです。

一方、2,100m 以上の中長距離は明確に苦戦しています。

2100〜2400m は勝率 10.0%・単勝回収率 55%・複勝回収率 56%、2500m〜では単勝回収率 33% と、距離が伸びるほど数字が落ちます。

クラシック・古馬中長距離 GⅠ・ステイヤー戦線での本命視は、現時点ではかなり割引いて考えるほうが安全です。

競馬場別(中央場 vs ローカル)

競馬場ごとの傾向は、まず中央場(東京・中山・京都・阪神)ローカル(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)の大きく 2 つで押さえます。

区分騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
中央場(東京・中山・京都・阪神)2,36513.8%36.2%約83%約78%
ローカル(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)1,27615.0%35.7%約81%約72%
※表は横スクロールできます/回収率は構成場の騎乗数で加重した概算

中央場(単勝回収率約 83%)とローカル(約 81%)がほぼ拮抗している点が、松山弘平騎手の特徴です。

関西所属でも、「ローカルに偏って妙味を出す」タイプではなく、中央 4 場のような大舞台でも変わらず数字を残せるトップ層らしいバランス型です。

競馬場ごとの細かい成績は下表のとおりです(騎乗数の少ない場は参考扱い)。

競馬場騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
阪神96415.6%38.0%79%77%
京都82013.9%38.4%75%77%
中京78115.0%35.3%90%71%
東京40510.9%31.4%119%89%
小倉31918.5%38.6%84%71%
中山17610.2%26.7%56%65%
新潟1109.1%29.1%31%63%
札幌606.7%33.3%23%(参考)102%(参考)
福島633.3%66.7%201%(参考)125%(参考)
※表は横スクロールできます/函館は当期間の騎乗なし/福島・札幌はサンプル僅少のため参考扱い

場別で見ると、もっとも騎乗数が多いのは阪神(964 鞍)で、勝率 15.6%・複勝率 38.0%・単勝回収率 79%。続いて京都(820 鞍)、中京(781 鞍)と、関西 3 場が主戦場です。

関西 3 場のうち、回収率がもっとも高いのは中京(単勝回収率 90%・勝率 15.0%)。阪神・京都は人気を被って単勝が抑え気味になりやすい一方、中京は単複ともベタ買いに近い水準で買えます。

とくに注目したいのが東京です。

騎乗数 405 鞍と関東遠征としては多めで、単勝回収率 119%・複勝回収率 89%。関西所属ながら、関東遠征時の松山弘平はむしろ妙味が増す傾向です。

関東に出てきた松山弘平は、G1 週・重賞週でとくに積極的に狙いたい存在と言えます。

ローカルでは小倉(319 鞍)が勝率 18.5%・単勝回収率 84% と数字も上々ですが、複勝回収率は 71% とやや控えめ。軸として使うなら単勝・馬連向きです。

一方、中山と新潟は明確に苦戦(中山 単56%、新潟 単31%)。関東遠征の妙味は東京に集中しており、中山・新潟では割引が必要です。

脚質の傾向

松山弘平騎手の脚質タイプです。

想定される位置取りがわかると、馬券の組み立てがしやすくなります。

脚質該当数(構成比)勝率複勝率単勝回収率
逃げ443(12.2%)29.3%53.7%179%
先行1,336(36.7%)20.1%51.5%104%
差し(中団)1,154(31.7%)7.9%25.7%55%
追込(後方)682(18.7%)3.4%11.4%21%
まくり22(0.6%)27.3%40.9%108%
※表は横スクロールできます/構成比は脚質判定のついた 3,637 鞍を母数とする

本ページのデータでもっとも目を引く数字が、ここにあります。

逃げ:勝率 29.3%・複勝率 53.7%・単勝回収率 179%

頻度は全体の 12.2%(443 鞍)と多くありませんが、ハナを切れた時の単勝回収率 179% は破壊力大。ベタ買いで賭け金の 1.8 倍が戻ってくる水準です。

続いて先行も騎乗の 3 分の 1 超(36.7%・1,336 鞍)を占め、勝率 20.1%・複勝率 51.5%・単勝回収率 104%。前々で運べる馬に乗ったときの松山弘平は、ベタ買いでもプラス収支に乗る水準です。

逃げと先行を合わせると約 49%――騎乗の半分は前々の競馬で、「松山弘平の馬は前で運べるか?」が買い・消しの最大の分かれ目になります。

逆に、中団差しと後方追込は明確に苦戦。中団は勝率 7.9%・単勝回収率 55%、後方追込は勝率 3.4%・単勝回収率 21% と、後ろに下がるほど数字が大きく落ちます。

位置取りが後ろになりそうな馬を「松山弘平だから」と過信するのは禁物――前走の位置取りや当日の枠順とあわせて、逃げ・先行ができそうな馬かを必ずチェックしてください。

テン乗り(初騎乗)時の成績

「乗り替わりで松山弘平=強化」と言えるのか、データ上はどうでしょうか。

継続騎乗(前走と同じ騎手)と、テン乗り(その馬への初騎乗)で比べました。

区分騎乗数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
継続騎乗(前走と同騎手)1,06116.5%38.8%80%72%
テン乗り(乗り替わり)2,13413.0%34.5%81%78%
※表は横スクロールできます/前走のある 3,195 鞍が対象(新馬戦などの初出走を除く)

勝率・複勝率は継続騎乗(16.5% / 38.8%)のほうが明確に上ですが、単勝回収率はほぼ拮抗(継続 80% / テン乗り 81%)、複勝回収率はテン乗り(78%)のほうが高い結果になっています。

これは、継続騎乗だと「前走も松山弘平で人気」になりやすいのに対し、テン乗りは相対的に人気を被りにくく、妙味が残るためと考えられます。

結論として、「乗り替わりだから割引」は不要。テン乗りの松山弘平はむしろ買い得になりやすい、と覚えておいてください。

テン乗りは騎乗数 2,134 鞍と全体の約 7 割を占めており、松山弘平騎手の馬券的な妙味の多くは、この「テン乗りでの中位人気馬」から生み出されている、と言ってよさそうです。

まとめ ── 松山弘平の馬券での使い方

松山弘平騎手は、関西を拠点に長く第一線で活躍してきた、JRA を代表するトップ層の 1 人です。

期間内 G1 5 勝、単勝回収率 82%・複勝回収率 76% と、勝負どころでも妙味でも結果を出せる、馬券との相性が非常に良い騎手と言えます。

馬券では、「いつでも買い」ではなく「ここで買う・ここは見送る」という視点が何より重要です。

軸にしやすい条件

  • ハナを切れる馬・前々で運べる馬。逃げ時は勝率 29.3%・単勝回収率 179%、先行時も単勝回収率 104% と、ベタ買いで明確にプラス収支。
  • 重賞 GⅢ・GⅡ。単勝回収率約 110%、とくに GⅡ 単独で単134%・複104% と妙味が大きい。重賞舞台の松山弘平は積極的に狙える。
  • 新馬・未勝利戦(騎乗数 1,487・勝率 15.7%・単勝回収率約 90%)。下級条件のなかでもとくに勝率と回収率を両立。
  • マイル前後(1400〜1600m)。騎乗数 1,161 鞍・単勝回収率 98% と、ベタ買いプラス水準。距離適性の中心。
  • 東京・中京。東京は単勝回収率 119%・複勝回収率 89% と関東遠征時の妙味場、中京は単勝回収率 90% と関西開催で安定。
  • 2〜3 番人気の対抗候補(勝率 19.3%・単勝回収率約 90%)。軸の二番手・3 連系の相手として効率が高い。

ヒモ・相手に回したい条件

  • 1 番人気の本命(勝率 34.3%・複勝率 66.4%)。複勝・ワイドでは安定だが、単勝回収率 76% で旨味は薄め。
  • 阪神・京都の人気馬。騎乗数が多く複勝率は高いが、単勝回収率 75〜79% と妙味は中京に劣る。複勝・ワイドの押さえに。
  • 7 番人気以下の中穴〜大穴(単勝回収率約 90%)。8 番人気で単166%・12 番人気で単291% など局所妙味が大きいので、少額で薄く拾うとリターン期待値あり。
  • 1〜3 勝クラスの本命馬(騎乗数最多 1,723 鞍・単勝回収率約 74%)。軸として使えるが、過剰人気を被りやすい。対抗・押さえ向き。

あえて評価を下げたい条件

  • 2,100m 以上の中長距離(2100〜2400m 勝率 10.0%・単勝回収率 55%、2500m〜 単 33%)。クラシック・古馬中長距離 GⅠ・ステイヤー戦線では割引。
  • 4〜6 番人気の中位馬(勝率 7.3%・単勝回収率約 72%)。「人気を落とした松山=買い得」は 4〜6 番人気では成立しにくい。
  • 中山・新潟(中山 単56%、新潟 単31%)。関東遠征の妙味は東京に集中。中山・新潟は明確に割引。
  • 後方からの差し・追込しかできない馬(追込時 勝率 3.4%・単勝回収率 21%)。脚質がはまらない馬での過信は禁物。
  • OP・L クラス(単勝回収率約 56%)。重賞 GⅢ・GⅡ とは対照的に、リステッド帯は過剰人気を被りやすい。

松山弘平は、平場・重賞・穴のいずれでも「使いどころ」を持つ稀有な中堅。逃げ・先行 × 重賞GⅡ/GⅢ × 2〜3 番人気+中穴——この「買いどころ」が重なったときに、データ上の妙味が最大化されます。一方で、2,100m 以上の中長距離・後方追込・OP・L クラスは明確に割引が必要、というメリハリの効いた狙い分けが鍵です。

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当サイトは「人(騎手・厩舎) × データ(成績と人気の乖離) × 投資ルール」の 3 軸で構成しています。

本ページで「松山弘平」という“人”の軸を押さえたら、コース・血統・買い目ルールへと読み進めると、馬券の組み立てが立体的になっていきます。

※本ページのデータは 2022年1月〜2026年4月の集計です。傾向は年によって変わるため、定期的に見直しています。

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ルンルン
ルンルン
データエンジニア
はじめまして。競馬のデータ分析を中心に情報発信をしているルンルンです。 「なんとなくの勘」ではなく、数字に基づいた予想で的中率と回収率を高めることをテーマに、JRA全場のレース傾向や馬の成績、脚質別の勝率などを日々分析しています。 主に扱っているのは、 過去数年分のレース結果の傾向分析 枠順や脚質、人気別のパフォーマンス 回収率を意識したデータ重視の買い方 競馬はロマンとギャンブルの間にある、奥の深いデータゲームだと思っています。 このブログでは、「明日の馬券に役立つ分析」をモットーに、初心者の方にもわかりやすいデータ予想を目指しています。 ご質問やご意見などもお気軽にどうぞ。 一緒に“データで競馬をもっと楽しむ”世界へ踏み込んでみませんか?
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